以前、私のブログで『撤退の農村計画』と言う本をおススメしました。


実態を「撤退の農村計画」に学ぼう



なぜなら、これからの日本では淘汰は避けられないと思うからです。

日本では、もはや右肩上がりの大幅な経済成長は望めない。いや、下がらなければ大成功の時代が来ました。

こういう時代には、必ず淘汰が起こります。集落や自治体、産業、そして雇用も。

こういう時代にあわせて、最も現実的かつ合理的な本が、『撤退の農村計画』だと考えられます。

とは言え、私もこの本に100%賛成と言う訳ではありません。


ここからは私の考えですが、私は、集落や自治体、それに伴って発達した文化がある程度淘汰されるのは仕方ないと考えます。

いえ、むしろこれまで人間がバラバラに集落ができてきたものを、ある程度集約し、空いた場所を

・自然に返す

・県や国が管理して、農林業を行う

・廃棄物の最終処分場にする

・風車による発電を行う、何なら原発(周辺30kmくらいは立ち入り禁止にする)を作る


などをすれば、むしろ良いと思います。

このように、戦略的に土地を『道具』とみなした行動や思考が非常に大切になってきます。

ところが、過疎地や限界集落に住む人の多くは、自分達が住む場所の将来を、合理的に考えられません。それは、右肩上がりの時代の考え方が抜けていないからです。

過疎地の人々は、日本全体が右肩上がりの時代の時からその恩恵をあまり受けて来ず、状況変化が少ないため、今の時代を読みきれていないのだと思います。
(右肩上がりの時代と大差なく、徐々に人口流出などが進んでいる状況)

これからの状況を『撤退の農村計画』に学ぶことは非常に重要だと思います。

過疎地や限界集落はもちろん、日本の現状を語る上ではバイブルに当たる本と言ってもよいでしょう。