罰するばかりでは、何も変わらない。それがわからない人間の考えることは実に浅はかです。

<中国>2歳ひき逃げ18人素通り 「薄情社会から転換を」

>「見死不救(死にそうな人を助けない)行為を罰すべきだ」。中国広東省仏山で先月13日、ひき逃げされた2歳女児の横を市民18人が素通りし、女児が死亡した事件を受け、中国社会で道徳心の回復を訴える声が高まってきた。

この話の元になった記事
通行人18人が「見て見ぬふり」 中国「女の子ひき逃げ」動画に怒りの渦


気持ちはわからなくはありませんが、方向性は逆です。こんなことでは、見てみぬふりはますますひどくなるでしょう。
何故か?それは、次の部分を読んで頂いてから説明いたします。


>「陳」と名乗る男性がいた。(見てみぬふりをした)18人の1人だ。記者が「なぜ素通りしたのか」と問うと、うつむきながら「本当に気づかなかった」と繰り返した。所在が判明したのは4人。陳氏と別の1人も「気づかなかった」と答えた。

 事件当日、現場は豪雨に見舞われ、街灯はついていなかった。同じ時刻に現場に立つと、雨は降っていないが確かに薄暗い。だが道幅わずか5メートルの路上にいた悦ちゃんの姿が本当に見えていなかったのだろうか、と疑問に思った。

 残る2人は悦ちゃんに気づいていた。1人は持昌さんの知人だった。上海紙の東方早報によると、知人は事件後、持昌さんに「悦ちゃんと分からなかった。気づいていれば助けた」と謝罪した。もう1人の「林」と名乗る女性は広州紙の羊城晩報に対し、こう答えた。「倒れて泣いているのを見た。近くの店に聞いたら『知らない子』と言われた。誰も関わろうとしないのに、どうして私が関われるのか」。救急通報も「思いつかなかった」という。


もし、「見てみぬふり」さえ罪になるなら、↑の情報さえ得られなくなる。「気づかなかった」と言った二人は罪を免れる可能性がありますが、話してくれた二人は罪に問われますから。
恐らく、目撃者はみんな口をつぐみ、こういう犯罪の解決は遅れるでしょう。

そもそも、中国人が見てみぬふりをする理由は
モラルの向上以上に、司法を直さなくては解決しない

のですから。

《続きます》