大相撲 の八百長問題で、春場所の中止や巡業の中止が決定しています。確かに、八百長をした力士は懲戒解雇でも良いですし、相撲協会の調査も必要で罰を受ける必要もあります。
しかし、真面目に取り組んできた力士の方が多いはずです。そんな彼らや、興業で食べている人々まで巻き込むのが正当なのでしょうか?
これでは、高校で凶悪犯罪を犯した生徒のグループがいるから、その生徒が所属していた部を全て廃部させる、その生徒が所属していた高校を高校としての活動を禁止するのと変わりない。
これは企業に関してもそう。ある凶悪事件の犯人が全員、ある企業にいたら、犯人が所属していた企業の営業停止を命ずるのと一緒。
今の日本の悪いところの一つは、犯罪以外の部分で関わっていた罪のない人間まで巻き込んでしまうこと。巡業まで中止して、地方経済に損失を与えては何にもならない。
もちろん、罰の関係で状況によっては巻き込まれる事態もあるでしょう。しかし、巻き込むのは可能な限り避けなければならない。刑事事件でさえない八百長なんだから、罪のない人間を巻き込むのは論外。
かつて日本は経済を偏重したエコノミックアニマル国家でした。今は、司法&連帯責任偏重のナルシスト国家です。裁判員制度なんか、ナルシストな国民しか賛成できないようなアホ制度です。