大晦日でも雪は降る。
新千歳空港のダイヤは乱れていて
(=影響を受けて他の空港も同様に)
帰省される方も出迎える方も待つ方も
そこで働く方達も、あちこちの皆さんにご苦労があると思います。
少しでも早く
ほっとできる場所に到着できますように。
冬になってから
本を読む時間が長くなり
新しい本のほか、以前読んだ本を読み返したりもしています。
そのなかの2冊
6年半前のあのとき
数日わが家に滞在していた兄が
「これ読んだらいいぞ」と私にくれた
今年亡くなられた
伊集院静さんのエッセイ
「大人の流儀6 不運と思うな」
兄曰く
「本当は 7 が欲しかったけど店に無かったから 6 にした」と。
7 はしばらくしてから、自分で購入しました。
本の書評や感想などがとっても苦手なので
書けないけれど
この本の帯に書かれた言葉
愛する人と別れ、
大切な家族をなくし、
夢破れ、道を失っても、
人はまたいつか、
ちがう幸せを手にする。
あのとき、直後には
けっしてそうは思えなかったけれど
その2週間後くらいに
「このままじゃいたくない」
「これがどんな意味を持つのか知りたい」
と思い始めてから
考えたり読んだり語ったり書いたりを
何度も何度も繰り返して繰り返して今に至り
やはり、私は幸せなのだと思っています。
「起きた出来事は変えられないけれど
それをどう捉えるかは変えられる」
そんなことわかってるけど
無理じゃない?って思っていました。
でも、無理だと思っているうちは無理で
変えられると思えばいますぐに変えられることでした。
どんな自分で在りたいか?
それを現実化するのは、結局は自分の選択次第で
自分の頭のなかにある思考や感情は
自由に選んでいいのでした。
そう、どんなことがあっても
「いまの自分は幸せだ」と言っていい。
とある本で読んだ言葉を思い出します。
「人間の行動には二つの動機しかない。
愛か不安か。そのどちらかがすべての思考の陰にある。」
なによりも自分へ
そして他者へ
形のあるものないもの全てのものへ
皆の思考が愛に支えられて行動するなら
世界はもっと平和になるのにな。
皆様はどんな大晦日をお過ごしですか?
今年も一年ブログを読んでくださり
心を寄せてくださることに感謝申し上げます。
ありがとうございました。
皆様が幸せでありますように、お祈りしています。
岩崎 梢