「今年もよろしく」

 

年始に知り合いの人と新年の挨拶を交わしたあと、

 

「地震の時どこにいた?」

 

となりませんでしたか?

 

私たちも患者さんと地震の話になりましたし、子どもたちも学校や習い事の友だちと同じような会話をしたそうです。

 

地震のあった1月1日、私は家族と義母さん、義兄さんと千葉のディズニーシーにいました。

 

 

 
 

 

 

 

 

10年ぐらい前から義母さんに「死ぬまでにディズニーに行きたい。行こう!」と言われていたんですが、その時は赤ちゃんと園児、そして高齢者を連れて人気テーマパークで1日行動する自信がなく不安

 

 

「せめて下の子が年長さんくらいになるまでお待ちください!

必ずやお供いたします!」

 

 

と心に誓い数年が経ち、そろそろ行けるか!と思ったところでコロナ禍に突入。

 

義母さんは外出を控えるようになり、夢の国は遠のくばかりでした悲しい

 

 

 

そして上の子の小学校卒業のお祝いも兼ねて去年の3月にまず家族でディズニーに行き、5月にコロナが5類に移行して制限のない日常に戻ってきたところで義母さんに提案。

 

下調べもバッチリで満を持しての「三世代でGO TO ディズニー」でしたスター

 

 

義母さんは80代なのでお年寄りでも楽しめそうなアトラクション、義母さんの好きなホットコーヒーを飲みながら休憩できるところ、比較的空いているトイレなど事前にいろいろリサーチしていました虫めがね

 

ところがディズニーシーの坂道もスタスタ歩いては60~70分待ちのものでも私たちと並んだり、少し激しい感じのアトラクションにも乗ったりして、

 

「おばあちゃんすごいね!」

 

と子どもたちと感心しっぱなしでした爆  笑

 

 

 

 

義兄さんと院長が兄弟仲良くタワーオブテラーという絶叫系のアトラクションに行くというので、絶叫系が苦手な私と義母さんと子どもたちは別行動することになりました。

 

「じゃああとで!」

 

私たちは待ち時間がほぼなかったこともあって、トランジットスチーマーラインという蒸気船に乗ってのんびり水上からパークの景色を眺めることにしました。

 

 

船に乗り込んでまもなく出航という時。

 

ちょうど手に持っていた自分のスマホや、あちらこちらから聞いたことがあるようなないような音が鳴り響きましたピリピリ

 

次の瞬間、

 

 

「頭を守って姿勢を低くしてください!」

 

 

とキャストさんの指示があり、船に乗っていた大半の人はこの時点ではわけもわからず席に座ったまま頭を抱えて背中を丸めました。

 

 

緊急地震速報だということはすぐにわかりましたが、

 

千葉?どこ??

 

と思いスマホの通知画面を見ると石川県能登。

 

直後に震度7という表示を見た時は目を疑いました。

 

 

 

 

「安全が確認されるまでそのまま姿勢を低くしてください!」

 

「この建物は頑丈なので大丈夫です!」

 

「まだ少し揺れているのでそのままでお願いします!」

 

 

キャストさんはくり返し声を出していました。

 

私たちは水上にいたこともあって地震で揺れているのかどうかわかりませんでした。

 

タワーオブテラーに並んでいた院長も揺れは感じなかったと言っていました。

 

 

 

 

しばらくして船から降りるように言われ、安全確認のために恐らくすべてのアトラクションが休止になりました。

 

さてどうしようかとスチーマーラインの出口の近くでしばらく座って休憩していましたが、どのアトラクションも思ったより早めに再開されて安心しました。

 

ただ、スマホに続々と大きな余震の通知があったり、知り合いから大阪もすごく揺れたとLINEがあったりして、

 

 

楽しい!

 

怖い・・

 

ディズニー最高!

 

めっちゃ心配・・・

 

さあ次はなに乗ろう!

 

「じゃああとで!」と言って別れた院長とも、状況によってはすぐに会えなかったかも・・・

 

 

地震があった夕方以降は何とも言えない気分でした。

 

 

 

今回は震源地から遠く、東日本大震災の時もマニュアルを超えた対応が話題になったキャストさんたちがいるディズニーだったので指示に従い冷静になれましたが、いつどこで災害にあうかわからないと痛感しました。

 

実際うちの子の同級生は家族旅行で石川県に行っていて、旅館に着いた直後に地震があったそうです。

 

ちなみに義母さんは「正月から訓練なんてディズニーすごいな」と思っていたそうです。

 

誰も想定しないですもんね。

 

元日に大きな地震が起こってたくさんの命が失われるなんて。

 

 

現時点で被災地のために個人でできることは義援金を送ることや石川県の特産物などを買うことだと思いますが、こつこつやっていこうと思います。

 

 

 



ネスト整骨院

 

 

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