それ「気象病」かもしれません!
雨の日は体が重だるい、台風が近づくと頭痛がする、季節の変わり目はイライラして気分が落ち込むなど、天候の変化で不調を感じることがありますか?
よく「雨の日に古傷が痛む」なんて言う人がいますよね。
うちの下の子は小さい頃、雨の日や台風の夜は必ずといっていいほど夜泣きをして、昼間も機嫌が悪くてぐずってました。
今はだいぶましにはなりましたけど、天気の悪い日は少し寝起きが悪いです。
気象病って?
寒暖差や気圧、湿度などの変化により自律神経が乱れ、頭痛やめまい、倦怠感、関節痛、そして鬱のような精神的な症状などを引き起こすものです。
潜在的な患者数は1000万人にものぼると言われています。
気象病の代表的な症状
頭痛
吐き気
肩こり・腰痛などの関節痛
イライラ
耳鳴り
めまい
だるさ
気象病は年齢や性別に関係なく起こるものですが、特に20代から40代の女性が悩まされやすいそうです。
スマホやパソコンを長時間見ることが多い人や、乗り物酔いしやすい人も要注意です。
なぜ発症するの?
気象病についてはまだはっきりと解明されていないことが多いですが、気象病になる原因としては「内耳」が関係していると考えられます。
内耳は耳の鼓膜の奥にあるカタツムリのような形をした器官で、耳から受けた情報を脳に伝える働きをします。
内耳は気圧の変化を感知するセンサーということです。
梅雨や台風などで気圧が大きく変化すると、内耳が脳に信号を送り、自律神経が活性化します。
この内耳のセンサーが敏感な人は、少しの気圧の変化でも過剰に自律神経が活性化してしまうことがあるんですって。
その結果、自律神経のバランスが乱れ、気象病を引き起こすと考えられています。
気圧のほか、気温や湿度の変化が自律神経に影響して、心や体の不調を引き起こすこともあるんです。
症状を予防したい
耳をつまんで横に引っ張る(耳の周りの血流を良くする)
ヨガやストレッチをする
湯船にゆっくりつかる
バランスのいい食事
睡眠をしっかりとる
マッサージを受けることも有効です
患者さんにも気象病に悩まされている人はいらっしゃいます。
予防しながら上手く付き合っていくことが大切ですね。
ネスト整骨院
当院のメニュー・アクセス・ご予約についてはこちら!