1位『デンジャラス・ラン』
《意外にもシンプルにまとめてある本格アクション》

デンゼル・ワシントン主演のサスペンスアクション。国際指名手配を受けている元CIAエージェント、トビン・フロスト(デンゼル・ワシントン)と彼を護送する新米エージェントが、敵の襲撃を避けながらフロストが終われる理由と黒幕に迫る。
この手の映画は大体ストーリーが複雑で、途中からワケわかんなくなるのがお約束だが、その点この映画は至ってシンプル。フロストが終われる理由も黒幕の正体もあっさり明らかになるので、楽に物語に入り込める。
CGを極力排除したリアル志向のアクションシーンのお蔭でどっしりとしたシリアスな逃走劇を楽しめたので、今月のNo.1。


2位『アベンジャーズ』
《「アイアンマンと愉快な仲間たち」になってないのがすごい》

日本よ、これが映画だ。
ストーリーの位置付けは『マイティ・ソー』と『キャプテン・アメリカ』のその後。日本のポスターではアイアンマンがセンターだが、6人それぞれに同じくらい見せ場があり、よくもまぁこれだけキャラの濃い6人をバランスよく活躍させたもんだって感じ。
アイマンマンが一番3D映えが良かったが、全体的にはイマイチ。アイマンマン3がこの路線の3Dでいってくれたら泣いて喜ぶ。


3位『プロメテウス』
《壮大なエイリアンの序章》

「人類の起源」なんてのは大嘘な宣伝文句である。
要はエイリアンの正体に人類が迫る物語。同じリドリー・スコット監督による『エイリアン』の謎にされたままの世界観を明らかにしていく作品で、ファンとしては画面に出てくる『エイリアン』とリンクするオブジェや生物を見つけるたびにワクワクが止まらなかった。こうしてエイリアン1に続くのかぁ。
剛力彩芽の吹替えは最悪。


4位『ハンガー・ゲーム』
《バトルロワイヤルと似ているが、独自の設定がユニーク》

貧困層の人間から無差別に選ばれた男女24人が、広大な自然の中で最後の一人になるまで殺しあう。
これだけ聞くとバトルロワイヤルと同じ話のように思えるが、この殺し合いゲームが面白いのは、ゲーム自体が富裕層に絶大な人気のあるTVショーであり、ゲーム参加者は観客の人気を手にいれてスポンサーを得ることでゲームを有利に運ぶことができるという点。
参加者には専属のパトロン、スタイリスト、戦術指導者がつき、観客にアピールするためパレードやトークショーに出演して人気を高めていく。ここまで見るとまるでアイドルオーディションや選挙戦のようだが、これからやることはただの殺し合いなのだから面白い。
この世界の歴史やゲームのシステムなど、まだまだ気になることが山ほどある。すでに3部作になることが決定しているので、これから世界観が広がっていくのが楽しみだ。


5位『バイオハザードⅤ:リトリビューション』
《原点回帰を目指したノンストップアクション》

「『世界』を壊せ。『地球』を救うために」なんてのは大嘘の宣伝文句である。
3D演出に力を入れてとんでもない路線変更をしてくれたⅣからまたもや路線変更。シリーズ最長のアクションシーンに目一杯力を入れたノンストップアクションである。
最初から最後まで、捕らえられた施設からの脱出で終わるのでシリーズを通したストーリーが一向に進まないが、巨大な施設の中に色んな国の色んな都市が丸々一個造られているという設定のお蔭で数々のシチュエーションで繰り広げられるバトルが飽きなくて楽しい。
3Dは前作より押さえめ。Ⅵが完結編になるらしいので次回が見納め。お疲れ様でした。