鎧は暑い。

刀は重い。

好きでもないのに、戦に参加している。

家柄とでも言おうか。最初から武士の家に生まれたのが運のつきか。
ただ、口に出してはいえない。
その場で打ち首にはなりたくない。


できれば、家で畑を耕してのんびりと過ごしたいものだ。






日差しが暑い。

クワは重い。

生きていくために、畑を耕している。

家柄とでも言おうか。最初から農家に生まれたのが運のつきか。
ただ、口に出してはいえない。
食べるためにはやらなくちゃいけない。

できれば、戦に行ったり刺激的な生活をしたい。



神様の手によって

2人の人生が交換された。

2人の愚痴も交換された。
私は普通の家庭に生まれた。

普通に学校に通い
普通の高校に入って
普通に受験をして
普通の大学に入って
普通の会社に入社した。

会社では普通の恋をして、普通に結婚した。

そりゃ個人的には色々悩んだこともあった。
けど、それは大した悩みではなく、誰もが一度は抱えるであろう悩み。

たいしたこと無いのだ。

普通に子供を生み
普通に育て
普通に育児を終え
普通に老後を迎えた。

そう、普通に。


今日も寝ようとした。

電気を消して、目を瞑る。


いつの間にか眠りに落ちていたようだ。
ふと目が覚める。


ここはどこだろう・・・。
病院?

それは真っ白な天井に真っ白な蛍光灯。
青いカーテンだけが目立った。

「おぉ!意識を取り戻したぞ!」

誰かが言った。
聞き覚えは無い。誰なんだろう。


「大丈夫か?」
中年の男性が言う。
「お母さんよ、わかる?」
見たことも無い女性が言う。

私は戸惑った。
少し体を起こす。

あれ、こんなに小さかったっけ?
どうやら体が小さくなっているようだ。

「おまえは6歳から4年間も眠りっぱなしだったんだぞ。」
先ほどの男性が言った。


私は悟った。
今までの人生は夢だったんだと。



涙が止まらなかった。
電車に揺られている。

ガタンゴトン


夜空が綺麗だ。
暗くてよく見えないけど街が流れている。

さっき、彼女にフられて自棄酒をして、どうにか最終電車に飛び乗った。

最終電車だからか、僕以外に人は居ない。


電車はトンネルに入った。

電車はスピードを緩め、やがて停まった。
「何かあったのかな。」

そう思ったとき、電気が消えた。
夜、トンネル、消灯。もはや何も見えない僕はパニックになった。

車掌からのアナウンスは流れてこない。

「おい!どうしたんだよっ!!!」
僕の声だけがこだまする。


あの世へ行く電車がある・・・と言った都市伝説を聞いたことがある。
突然その話を思い出して身震いした。


ポケットに携帯があるのに気づいた。


「あぁ・・・そういうことか。」


携帯には「01:48」という表示があった。
ちょっと書けなかったですね。
更新再開できたらいいなぁ。
はじめまして、Nessusです。
小説以外を書き込むのは初めてです。


これまでは1日1回更新でしたが
これからは3日に1回更新にします。

そのうち沢山書き溜められたらいいなと考えています。