登場する人物・団体など名称は全て架空の物です
特定の地名なども一切関係ありません。
第2話
小中校からの友達から話が来てた例の動画の件で
真相が気になっていたので本人に直接聞く事にした
「○○君、久し振りだね元気にしてる?」
○○君はまさか私から声を掛けられるなんて想像も
していなかった様子で驚いていた
遅れて会場入りした事を尋ねると会社の工場で
トラブルが発生して課長から早朝に直接呼出しを受けて
品質を安定させるために苦労したから遅れたらしい。
私は同窓会が終わったら聞きたい事があるので
駅前のラーメン屋に行こうと強制的に承諾させた
同窓会会場に戻るとザワザワしていた二次会の件だ
席に戻ると幹事からも誘われたけど断ってやった
「ゴメンね~、○○君とこれからデートがあるの」
その発言でまたザワザワと場の空気が変わった
皆の目線が○○君に向き、彼は照れ隠しでゴホンと咳き込んだ
同窓会も無事に修了して次回の同窓会で再会を約束して
同級生達と別れた。
○○君とは駅前のラーメン屋まで行く間に動画の事を説明した
するとそこへ行きつくまでの出来事を次の様に語り始めた
高校を卒業して○○会社に就職した現場の先輩から年末休みに
スキーに誘われたけど自分は初心者で同行した女性陣からは
相手にもされなかったし上手く滑る先輩は両手に花
年が明けて貯金を下ろしてスキー道具一式揃えて
週末は1人で電車に乗りスキー場へ通ってスキー教室に入校し
技術を高めた事
途中で自分のスキーレベルが上がる動画だけでもと
思い付いたのがYouTubeを始めたキッカケだった事
初級レベルをクリアーするとまたスキー教室に入って
更に上を目指した、そんなシーズンだった事
冬期の週末はスキーへ行く事を最優先にしていた事
回数を重ねていたらある程度のゲレンデなら難なく
滑れる技術が身に付いた自分に驚いた事
それと普段の生活で決めた事があり実行もした
それは駐車場では一番遠い場所に車を停めて歩く事
月に一度先輩からスキーに誘われて普通に滑る自分を
喜んでくれた事
時には違うスキー場へ行ってスキー教室でいろいろ学んでみた事
スキーシーズン後半はスノボーにも挑戦した事
2年目は1年目と同様のサイクルでスキーに没頭した事
スノボーは初心者レベルをクリアーしていた事
3年目の年末は先輩達が誘った女性陣と泊りで行った事
初日の夜に先輩が誘った女性陣の1人から声を掛けられた
その女性は先輩が言うには国民的女優の○○さん似で
○○会社○○工場の○○さんと呼ばれていて
待ち合わせの集合場所で見た時に美人で驚いた事
(女優の○○さん似キャラ)
そんな人から突然話し掛けられた事
「あなたの様に滑る様になるにはどうしたら良いの?」
つづく