中学生の頃のこと

通学路の途中に、ガード下を通ります。

暗くて、苦手でした。


ある日、見知らぬおじさんが

声をかけてきました。

「お嬢ちゃん、可愛いね。お菓子あげるから

 一緒においで」と、

私を小学生だと思ったらしい。

危ない!手を掴もうとしたので、

その手を払い、一気に走って逃げました。


中学校に着いてから、金子先生に話して

警察に連絡し、パトロールをお願いしました。

しばらくして、ガード下に灯りを取付け

明るくなりました。


行きはよいよい、帰りは怖い。

通りゃんせ、通りゃんせ。


それ以降、自転車通学に変えました。

また不審者が出たら、自転車を倒し

ぶつけてやります。

出てこい不審者!!

つぎに合ったら覚悟しなさい。


いまも職場へ向かう時、

そのガード下を通ります。

時々、警察官が待機し警戒しています。


通りゃんせ、通りゃんせ。