Take it easy while you are here -10ページ目

誉めて育てる

よく、「子どもは誉めて育てろ」と言いますが、
こっぱずかしくて、なかなかできない。


私は宮崎出身です。

私の周りだけかも知れないけど、
九州のお母さんって、あまり子どもを誉めないような気がします。
特に人前では。


よその人に、子どもの話をする時はもう、ボロクソ(失礼)
武田鉄矢のお母さんみたいな感じ。

「うちのバカ息子が…」とか、「ぜんぜん気が利かない子で」とか。

それが普通で、それを気に病むこともなかったの。 

今思えば、そうやってけなされるからと言って、

嫌われている訳でも、見捨てられてる訳でもないって解っていたんだろうけど、

(よく言えば、親子の絆がしっかりできている証拠なのかもしれないけれど)

親ってそういうものだと思っていたから、

そんなに深く考えていた訳でもなく、

親がよそ様にボロクソに言ってるそばで「えへへ」なんて笑いながら聞いていたな。


姪っ子(姉の娘)も


「お母さんは私のことをけなしてばかりだ」


と 泣きながらこども女の子私にうったえたことがありました。


「あー、多分、九州のお母さんだからだよ」


私もお客さんや近所のおばさんの前で、クソミソに言われてたことや、

周りもみんなそうだったこと、それが普通だと思っていたことなんかを話しました。


「自分の子どものことなんか、こっぱずかしくて、人前で誉めるなんてできないんだよ。」


姪っ子は

「物心ついて20年、それで悩んでたのに、はやくおばちゃんに言ってみればよかった」

「何か、たいした事じゃないって思えるわ」

彼女は、母親に誉められるどころか、けなされてばかりなので、

自分に自信が持てなかったり、落ち込んで暗くなってたせいか、

いじめられていたらしいけど、私と話をして、


「あ、そうだったのかぁ」


って何かストンと納得できたそうです。


「お母さんのせいで、ずっと苦しんできたんだ」


と姉のことを非難するかと思ったのに、


「お母さんは私の事馬鹿だと思ってたり嫌ってるわけじゃないんだよね」



と何だかすっきりしちゃったみたいで、私も何だかほっとしました。



で、これは、うちのお子たちも同じような思いをさせていたのかな と

今度は私が考え込んでしまった。


そんなものだと思って育った私は子どもを誉めるのがヘタ。


思い返すと、私もこども本人の目の前で、


「まったくしょうがないのよ。」


なんてことをしょっちゅう言っていたゎ。

そのあと特にフォローもしないし、

何か誉められるようなことがあっても、


「あら、頑張ったね。えらいじゃん」


くらいの言葉をかけるくらいで、

誉めちぎったりはできないなぁ。


「あんたのいいところくらい、解ってるよ。

いちいち言わなくても解ってることは解ってるよね」


って、これも言葉で伝えるわけじゃなく、勝手に思っているだけ。

いい母親じゃないよね(*v.v)。



でも、そんな私に育てられた割には、

3人ともいい奴に育ってくれたと思うよ


  …ってここで、少し誉めておこう(*^▽^*)





公園で

こんなたて看





ちょっとアップ



つながれるのは

好きなも人いるかもだけど


……フンはしないと思う

古道具

昨日の犬のお散歩で遭遇。


ある地区の150年祭というのを なんと近所の農家さんのお庭で開催中ビックリマーク

お庭に屋台が出て、焼き鳥ヤキトリや生ビールビール売ってるし、

やぐら組んで、和太鼓のパフォーマンスやってるし、

お庭でなんてすごいっしょ!?


顔見知りの農家さんが

「そこで、古い道具展示してるよ」って教えてくださったので、路地を曲がると、

お隣の農家さんの納屋に紅白幕がはられ、


こんなのとか
アイロン

     炭を入れて使うアイロン


こんなのとか


へっつい

             籾殻を燃料として使うかまど


↓これは1度使ったことがある!

仲間と育てた大豆を枝からはずすのに

他の農家さんからお借りしたことがあります。

脱穀機
                  足踏み脱穀機  


お次は

唐箕(とうみ)というそうです。

矢印のところのハンドルを回すと風が起こり、

脱穀した籾と籾殻やゴミを選別する機械

唐箕


次は知ってる。石臼。

挽いた粉が下にたまり、引き出せるようになってます。


石臼

上下の石のすり合わせ部分は、すり減ってくると「目立て」をしてまた何十年か使ったそうです。


昔の人が色々工夫して作った道具たち、

今でも、その仕組みが基本になって機械化されているものもたくさんあるようです。

先人の発想にも感心したり、驚いたり目ですが、

農家さんのお宅には、たいてい これだけの道具をしまっておける「お蔵」があるのよ。

ここに一番感心してしまった(-^□^-)