岩波ホール、平日の昼間にこんなに埋まっているとは。さすがです。


1970年代、孤児院に居場所を求めた幼い子供たち。

旅行に行くからと、父(ソル・ギョング)に買ってもらった洋服を着て、ジニ(キム・セロン)が連れて来られたのは、門の扉が鍵で硬く閉ざされている孤児院。

父はジニに何も告げずに去って行った。

ここは、甘えなんて許されない場所。

迎えに来てくれる家族をじっと待つ場所ではなく、受け入れてくれる新たな家族を夢見て待つ場所。

ジニにはどうしても受け入れられなかった。

心を閉ざし笑顔が消えてしまった。

寝起きを共にする友達。甘やかしてはくれなくても仲間にはなってくれた。

その友達を一人、そしてまた一人、見送る。


押しつぶされそうなジニの心。涙を流すだけでは抑えられない気持ち。

そして、ジニにも自分の現実を理解しなければならない時がやってくる。


ジニが目にした新しい世界が、希望に満ちたものでありますように。


ジニが泣いても笑っても怒っても、観ていて涙が出てくる。こんなふうに笑うんだと、笑顔を取り戻したジニに、また涙が出る。

この子らの笑顔がいつまでも続き、温かい安らぎに中で生きていけますようにと、祈らずにはいられない。



寝る間を惜しんで。。

寝る間を惜しんで。。


寝る間を惜しんで。。