この本をまだ読んでなかったなんて。読後の充実感を久しぶりに味わった感じです。

日航機墜落事故。墜落現場となった地元の地方紙の記者、悠木が全権デスクに任命された。新聞社内部の権力闘争、自身の家族に対する悩みが渦巻く中で、刻々と入ってくる事故の詳細。

オウムや9.11、日航機事故とその大きなニュースを目にした記憶はいつまでも残るものです。だからこのストーリーの背景を体感できる。ただ主題は事故そのもではなく、あくまでも悠木自身と地方紙の世界。

事故の被害者やその関係者だけでなく、事故の現場で直接見聞きした人の人生を変えるような出来事だったことも思い知らされました。映画も観ないと。

クライマーズ・ハイ (文春文庫)/横山 秀夫
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