進宴は芸人にとって最高の名誉であると同時に少しの失敗も許されない。ペクムのためにも立派に踊るようにと、周りに何度も言い聞かされたミョンウォルが踊り始めると、ケス大監の横槍が。。平静を失ったミョンウォルはその場で倒れこんだ。宴を台無しにすることは死に値する。その責は礼班としてジョンハンも負うべき。他の大監たちがそう叫ぶ中、ジョンハンは倒れたミョンウォルを抱きかかえ、その場を去った。







「傷ついて命より大切な進宴を出来ないほどの苦しみ、あの人を頼みます。」ジョンハンは、メヒャンに頼むと、職を辞するため王の下へ向かった。

ジョンハンを失うことの大きさと優れた芸人を守ろうとするジョンハンの心を、王は理解いてしていた。他の者の進言には耳をかさずジョンハンを罰することはなかった。



この競い合いにさえ勝てば、女首の座が手に入ると思っていたプヨンは、メヒャンに要求するが、再びメヒャンを陥れる策をしかけていたプヨンに対し、メヒャンは認めなかった。「汚い手を使う者など、女首にふさわしいはずがない。」



ミョンウォルが松都に帰る日、ジョンハンは見送ることが出来ない。「苦しまず、悲しみは芸人の肥やしになるという言葉どおり温かい真実を自分のものにしてください。」 心の中で願うだけだった。




松都に戻っても、ミョンウォルの状態は悪くなる一方。コングムを奏でることも踊ることも出来ない。心の中でペクムと語り、酒浸りの日々。ミョンウォルの噂を聞いたジョンハンは動揺し、メヒャンに松都に行くよう促すが、メヒャンの考えは、「自分の力で起き上がって欲しい。」

でも、苦しみもがくミョンウォルを救えるはジョンハンだけと、ムミョンがジョンハンの元へ知らせに来た。「自分の力で守れるなら、あなたに会いに来たりしない。」







松都に急ぐジョンハン。限界だったミョンウォルの心。ペクムが身を投げた断崖に立つミョンウルの手をジョンハンがつかんだ。「二度と離しはしない。芸が喜びでなく苦しめるだけなら、少しの間だけでも私の愛で慰めたい。」