「あなたのことが心配で眠れなった。傷ついているんじゃないか。消えてしまうんじゃないか。怖くて眠れなかったんです。暗闇に閉じ込められていたら、暗い夢しか見れない。幸せになれない。あなたが幸せじゃないと、心が痛みます。」あせる ヘインはスンハを説得しに来た。

でも、表情は歪んでも、スンハの心は動かない。「自分が一番苦しいのに、何で心にないことを言うの?今勇気を出して引き返すべき。復讐より苦しい暗闇の中に閉じ込められてしまう。」あせる

「暗闇に慣れてしまった人間にとって暗闇は苦痛ではありません。」

そう言って立ち去ったスンハだったけれど、何かを考えているよう。。







地獄門を見つめながら、「地獄門の前に立っているのは誰なのか。」と呟くスンハの横にヨンチョルが立った。

もうすぐ終わりそうだと、取り付かれたように言うヨンチョルを見て、スンハの辛そうな顔。「ヒョンのするべきことは終わった。」韓国を離れるように諭すが、「最後まで見届ける。」と言うヨンチョル。



姉が倒れたという連絡に、病院にかけつけたスンハ。事務長からテソンの過去を聞き心を痛めていた姉は、スンハに幸せになってほしいと言う。「辛いことはすべて忘れて、楽しいことだけを考えて生きて。できるでしょ?」

引き返せないという想いと、引き返したいという想いが交錯する。





オスは義姉にソクジンがアリバイを説明しようとしないことを話し、証言を頼んだ。スンハの接見でそれを聞いたソクジンは否定する。「ナヒさんを守りたいのですか?ナヒさんも勇気を出したのだから、あなたも最善の努力を…。」と話しながら、ヘインの言った言葉が重なる。







「あの人を助ける力をください。」祈り続けるヘインに、スンギの殺害に関わった人物の顔が見えた。オスに会ったヘイン。「黒幕が誰なのか私も察しています。でも、その人が辛そうに見えて言えなかった。止めたいけれど、どうしたらいいのか分からないんです。」

その人を恨んでいるかと問うヘインに、オスは「その人に自分が重なって見えて、許しを乞うことも、恨むこともできない。」






オスはスンハを呼び出した。「あなたを捕まえても、嬉しいとは思わないでしょう。真実の終わりに何があるのか、この目で確かめます。」

「もう止まることは出来ない。」そう呟くスンハは、自分に言い聞かせてるよう。



事務長がスンハを待っていた。「どうすべきか考え抜きました。あまりにも多くのことに一人で耐えた少年を思うと、心が痛みます。一度でも会いに行けばよかった。あなたが選んだ方法は、間違っています。世の中があなたに公正でなかったとしても、自分の公正さを放棄してはいけない。私は先生のお傍にいます。少年が私を必要としたときのために、傍にいます。」

今、自分に差し伸べられている手がどれだけあるのか。それをつかむだけでいいのに。。





ナヒとソクジンのことを知ったときの兄の不自然な行動を考えていたオス。認めたくないという思いを抱えながら、ヘインに兄の写真を見せた。

ヨンチョルの捜索令状が取れ、部屋に踏み込んだオスが見たものは、ヨンチョルとテフンの写真。ヘインが見たという物。そこへヨンチョルが帰ってきた。