チョン・テソンが生きている。テソン=スンハだと考えたとき、これまでのスンハの言葉が全てつながることに気付いて、愕然とするオス。



姉の病院でUSBがすりかえられていた証言をとり、オスはスンハをかばう姉を質した。

「あの子は誰よりも優しくて、刑事さんが想像できないくらい過酷な世の中で屈せず生きてきた子です。私は信じます。」



宅配が届いた。ソクジンとスンギにタロットカードが一枚ずつ、オスにはその2枚のカードと地獄門の写真。「不信と裏切りが、友達を地獄へと導く。」

地獄門の彫刻は、3人の亡霊。享楽、放漫、貧欲の象徴で、自らの誤った行動や判断で今の事態に陥り、死につながる。スンギが受け取ったソードのカードは「内紛」を意味する。今、人間関係で対峙していて、互いに欺き結局は剣を向けあうことになる。もう一枚のカードは、「進退窮まる」と言う意味。

スンギの暴走に追い詰められたソクジンと、ソクジンの裏切りを知らされたオス兄。互いの不信感が渦巻き、「自分たちを守る」はずが、後戻り出来ない方向へ進んでいく。




オスとスンハの対決。ジュンピョ記者が死んだと告げるオス。

「私はトンネルの中であなたを見つけた。証拠はなくても、テソンであることは明白。暗闇の中ではよく見えるんです。」

「弁護士の立場で言わせてもらえば、唯一の証拠は犯人の自白であり、例え証拠があっても犯罪は隠蔽される。あなたのような感情的な人が黒幕とのゲームに勝てるか心配です。」

「人の命をゲームだと思う人間は、すでに自らに負けている。復讐に目が眩んで正当化する人間は、すでに審判する資格を失っている。」

「自分の犯した罪は簡単に赦され受け入れておいて、他人に正当さを要求するとは馬鹿げている。」

「あなたを信じている人々の心を思うと、これが自分の勘違いであってほしい。」

一歩もひかない二人。






ヘインが断片的に見る残像に、テソンの高校時代の姿、母親の事故、兄との思い出が浮かぶ。オスからテソンが生きているかもと聞かされ、ヘインも不安を感じていた。

スンギが拉致された。現場で結局仲裁に入ってしまったソクジン。ソクジンが去ったあと大怪我をして倒れていたスンギの前に現れたオス兄。

そして、事態を確認しにきたように、スンハが息絶えたスンギの横に立っていた。