このオダギリ・ジョーは笑顔でも怒っても、後姿でもかっこいい。キラキラ

母親を癌で亡くした沙織(柴崎コウ)を迎えに来た春彦(オダギリ)は、沙織と母を捨ててゲイになった父親の恋人だった。海辺に建つゲイのための老人ホーム。かつて父親だったヒミコは自分で作ったその家で残された時間を過ごしていた。父親を拒絶していた沙織。思ったことをそのまま口にする不器用さをこの家に暮らす人々が次第に受け入れていく。

思いのほか泣きっぱなしでした。死を待つヒミコの部屋の空気がこの家を包む中、ここに居れば寂しくないと思っていた仲間たち。。沙織が投げつける言葉を受けとめ続け、たったひと言娘に伝えたかった言葉。そんな二人を見守る春彦。みんなの温かい気持ちが全てを包み込んでいるようでした。

それぞれが見送った人の古ぼけた写真を持ち寄って窓辺に飾り、お盆の準備をする。不思議な光景でしたが、こんなふうに過ごせる時間が素敵に見えました。

心に響く映画でした。ようやく観れて嬉しい。