数年前、ソウルのお店でDVDを探していた時に出会ったお兄さん。これは面白いとかつまらないとか、親切に教えてくれました。そのお兄さんが一番のお勧めと言っていたのが、このドラマ。その時は字幕なしだったので買えなかったんだけれど、ようやく観ました。

誰が好きなの?と聞かれて、ウォンビン!とか元気いっぱい答えたので、私がミーハーなことはバレバレだったと思いますが、こういうドラマを観なさいっていうことだったのかと思うと恥ずかしくなります。。


1980年代の韓国、学生の民主化運動、政財界の表裏がつながった激動の時代の中で生きた若者たち。

高校時代の親友テス(チェ・ミンス)とウソク(パク・サンウォン)は正反対の道を歩むこととなった。ヤクザになったテスが大学生のウソクと再会した時、財界の大物の娘ヘリン(コ・ヒョンジョン)と出会う。政治家の裏の顔とつながる父親のやり方に反発するヘリンは学生運動に身を投じ、ボディーガードのジェヒ(イ・ジョンジェ)はそんなヘリンをひたすら守り続ける。

後に検事になったウソクとヤクザの大物になったテスと、父親の事業を継いだヘリンの運命が交錯する。光州事件などの実際の映像を交えた、壮大で壮絶な友情と愛情のドラマ。

この頃のチェ・ミンス氏はカリスマ性があって本当に素晴しい。ウソクとテスの変わらぬ友情、男同士の友情のシーンでこんなに大泣きしたのは始めて。過酷な演技だけでなく、表情や目線の一つに一つに魅せられました。

このドラマで一時結婚引退していたコ・ヒョンジョンさん。特典映像の中で「このドラマを最後に出来るなんて幸せ」と言っていましたが、その言葉が実感として伝わってくるよう。この作品なら心残りなんてなかったと思う。

イ・ジョンジェ氏は、こういう艶っぽい役の時の方が好き。パク・サンウォン氏も信念を持ち続けるウソク役が完璧に似合っていました。


テスとジェヒのラストシーンがあまりも壮絶で、映像が目に焼きついてる。。最後に二人の目に映ったものは、二人にとって一番大切なものだった。

95年の作品ですが、この4人の演技に圧倒されただけでなく、他の役者さんたちもストーリーそのものも、本当に素晴しかった。「帰宅時計」と呼ばれ、社会現象になったそうですが、特にこの最終回観るためだったら、どんな用事もぶっちぎらないと。

今まで観たドラマで面白かったものは、もちろんたくさんあったけれど、観終わって「すごい。」と、こんなにも思ったものは無かった気がします。

あの時、このドラマを勧めてくれたお兄さん、ありがとう!!



moreshige