表のドラマと裏の原作。原作は、主人公の内面、心の内を描いていない。ドラマの脚本家は違う方向からこの物語に取り組んだ。どちらを先に読む・見るべきだったか分からないけれど。。


自分を大人から、他人から守るために、自分の大切な人を守るために罪を重ねる二人。犯罪を犯す人の理由なんて通用しないと思うけれど、それは自分勝手な都合だから。でも、追い込まれる程、過酷な環境で育つ子供を助けられる大人でありたい。ササガキ刑事が捕まえてやれなくてごめんと言ったように。


「私は太陽の下を生きたことなんてない。」「でも暗くはなかった。太陽に代わるものがあったから。太陽ほど明るくはないけれど、私には十分だった。私には最初から太陽なんてなかったから、失う恐怖もない。」雪穂の唯一見せた内面でしょうか。


東野 圭吾
白夜行