風呂の外から見える街並みは
いつもより忙しない
やりたいことが見つからず
でも何かしなくてはと自問自答を繰り返す
人々が必死に頭を抱えてる
そんな事がしみじみと感じられる夜だ
やりたいことなんてなんもないだろう
ありすぎて決められやしない
うちの娘はBTSと恋仲になると
訳わからないことを今日も言っていた
彼氏いるだろ
叱られろ!
時々だが虚無感に襲われる
皆がある経験だと思う
朝、4時に目が覚めたあの瞬間とか
なぜか一人で外を歩いてる夜とか
もしかしたら僕だけかもしれないけど
あのなんとも言えない虚無感が僕を時々囲むんだ
やりたいことがない人なんていないだろう
海外に行きたい
金が欲しい
娘が欲しい
息子が欲しい
妻を返して欲しい
誰かに頼りたい
誰かの温もりを人は望み続ける
自分は特別だと信じ続ける
80になってもそう思っているかもしれない
人の本質って意外と変わらない
そしてこれは人間という種族に共通している
誰もが同じ
不安を抱き
常に満足しきれてはいない
金があっても
愛すべき人がいても
人は満足しない
満足する瞬間は死ぬ10秒前ぐらいではなかろうか
自分の人生を見返すとやりたいことなんて
全部やってきたと思える瞬間なんて
その10秒 意外ないと思う
だからその10秒他の人の温もりを感じながら死にたい
新入社員は今日も大変でつらそうだった
それでいいとかじゃないけど
周りは周りをしっかり認識してあげるべきだ
娘が呼んでいる
少し待ってと言うと
うん!
とどこか元気そうに言った
辛いことだって幸せだって
さいごの10秒必死に生きた証明になる
そう信じて生きていく
娘がもう一度呼んでいる
生きてていいって呼んでる気がした
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