目を背けてはいけない
人類は今、大いなる目覚めを経験しようとしている。多くの人々はその用意ができていないようだ。真実に目覚めるということは、闇と向き合うことである。人はドラッグによる幻覚体験でバッド・トリップ(悪夢のような体験)をすることが多いが、それは自身の抱えている闇である。これは大変な恐怖の体験であるが、この様な時は逃げ出さず、バッド・トリップに自ら飛び込んで、探索し、恐怖の感情を味わい尽くすことによってのみ、自身の思考と感情を客観的に捉える視点を得ることができるようになるのだ。これをシャドウ・ワークという。
つまり、世界を正しく理解するためにはバッド・トリップを経験する必要もあるということだ。真実を知ることはしばしば恐怖を伴うが、いつまでも目を背けているわけにはいかない。「高次意識」のコミュニティの人々は、「私は恐怖を拒絶する」「私は闇を拒絶する」「私は気が滅入る様な情報は拒絶する」「私が自分の現実を創造している」「私は闇がやっていることに関知していない」「私は平和な世界に住んでいたい」「私は幸福と喜びの世界に住んでいたい」と言う。しかしこの態度には問題がある。それが自身や世界の闇を直視せず、目を背けているだけだとしたら、あなたはある意味、無言の態度によって、子供が誘拐されてレイプされたり、拷問されたり、殺されたり、食べられたり、臓器を密売されたり、といったことに許可を与えているのと同じことだからである。シャドウ・ワークをして世界の醜い現実を直視し、吐き気のするのような気持ちも味わい、食欲を失い、ベッドから起き上がりたくないような気持ちも経験し、それら諸々の冷や汗をかくような思いを通過して初めて、「オーケー、まだ私はここにいる。世界にはまだ良い部分が残っている。ポジティブなこともある。私はこのバッド・トリップが世界の一部であることを許さない」と言えるのだ。そしてやっと「目覚めた」ことになるのである。そうやってほんとうの意味での気づきを得て、真実を捉えることができる精神のレベルに達することはとても美しいことだ。
ユングの深層心理学
ユングは自我を超越した心の側面について語っている。それは自分自身の一部であるが、エゴや意識して合理的な思考をする心を超越した自己である、オーバーソウルやある種の集合的無意識のことである。ユングはこの集合意識は全人類の知識の集積であると考えた。そして彼は占星術を信じており、太陽系における地球とその他の惑星の配列にはアーキタイプ(元型)があり、彼をそれをゾディアック(黄道十二宮)の12の基本サイン(兆候)と呼んだ。
そして人間の魂の個性も12の元型に分けられると考えた。私がここで言いたいのは、私たちには誰しも自我を超越した自分がいるということだ。そしてその自分と出会う場所は夢の中であることが多い。しかしこの自己の超越的な側面は様々に形を変えて夢の中に現れるので、「夢に誰々が出てきてお告げがあった」という体験をしても、その正体は超越的な自分自身なのである。私の場合はオビ=ワン・ケノービの姿で夢に出てきた。2019年8月20日には私の新刊本『夢の中での目覚め(Awakening in the Dream)』が刊行される予定である。
輪廻転生とタイムループ
私は遠隔透視の原理を使って、夢の中で多くのメッセージを受け取ってきた。コートニー・ブラウン博士の『コズミック・ヴォエージ』の巻末にはとても具体的に遠隔透視の方法についての指南が書かれている。私はその手法を使って、夢の中で口頭のメッセージを受け取ってきたのだ。それはしばしば奇妙で、暗号のようなメッセージなのだが、後なってみると驚くほど正確に将来の出来事を予言していたことが判明するということがあった。そのような天使的な存在とのコミュニケーションがあることを信じられない人も多いであろう。しかしニール・ドナルド・ウォルシュの『神との対話』もそうであるし、ジェーン・ロバーツの『セスは語る』もある。そしてもちろん、ロー・オブ・ワン(『一なるものの法則』)も同様の手法で書かれたものだ。そしてエドガー・ケイシーのリーディングもまた14000の文書に残されており、彼はそのリーディングによって人の医学的な問題を診療することができた。私にもケイシーと似たようなことができることがあり、興味深い事実は私とケイシーの顔がそっくり同じであることだ。
輪廻転生する時に前世の顔の特徴を引き継ぐことは、イアン・スティーヴンソン博士による科学的な調査の結果にも示されている。
彼は東南アジアを中心に、前世の記憶を持つ子どもたちの事例を2300例ほど集めたが、その記憶の事実確認が取れただけでなく、法医学的に前世と現世の顔が正確に一致していることもわかった。その研究はさらにジム・タッカー博士に受け継がれ、彼は今では警察の顔認識ソフトウェアを使用することにって、前世の記憶と顔の一致を証明しているのだ。だから明らかに人の顔には何かスピリチュアルな、魂の構成要素が表れているのであり、顔の特徴には遺伝的要素を超えた何かかがあるということだ。そして私はエドガー・ケイシーの個人的な写真がたくさん載っている本を持っているが、そこに写っているケイシーの人生のキーパーソンの12人以上が私の人生における重要人物たちと同じ顔をしていることに気がついたのである。そして顔だけでなく、人生においての出会い方や背景の事情も関連性が見られた。個人的なことなので具体的には言わないが、私が前世で負ったカルマを現世で償うために関わったような人もいた。つまり前世で深く関わり合った人々とは現世でも関わり合い、その課題やカルマも繰り返し引き継がれるということなのだ。
私はまた、昨年の12月に「1998年の12月を振り返りなさい」という夢を見た。私は夢で受け取ったメッセージをカセットテープに録音し、その後で書き起こすという作業を1992年から続けているのだ。そして1998年の日記を読み返してみた。そして私はびっくりするような20年越しのタイムループ(※螺旋状に進む人生の一定周期で同じ様な課題・類似した出来事を経験すること)に気がついたのである。つまりその日記には、私がカリフォルニアに住むことや、私の妻の名前や、レオン・アイザック・ケネディが私のマネージャーになることや、ジミー・チャーチとの親交などが予言されていたのだ。レオン・アイザック・ケネディやジミー・チャーチはその名前で日記に書かれていた訳ではないが、彼らの特徴や彼らと経験した出来事を詳細に捉えている記述だった。どうやら私は20年間の授業・20年間の禊(みそぎ)の期間を経験しなければいけなかったようなのだ。
こういったタイムループはもっと大きな規模でも存在する。ローマ帝国で起きていたのととても似た様なことが、アメリカの歴史においても起きているのだ。それが2160年周期のタイムループであり、それは拙著『ザ・シンクロニシティ・キー―宇宙と人生を導く隠れた叡智』の中で詳しく述べた。それと比べると20年のタイムループなど取るに足らないものかもしれない。しかし、私はたった今現在何が起きているかについての説明を手にしているということなのだ。そしてそのタイムループが、近い将来、それは何ヶ月なのか、もっと短いのかもしれないが、「準備して。なぜならもうすぐ君が全キャリアをかけて取り組んできたことが全て当たることになるから。」と言っているのだ。私がこれを解釈するに、それはカバールの暴露やある種のUFOディスクロージャーを含んでいると思う。笑われるかもしれないが、それが私が個人的に生活の中で次々と実現していくのを経験していることなので、私は自信を持って再度皆さんに2週間の断絶への備えをおすすめする。軍事裁判は間違いなく始まっているし、ディープステートの逮捕もすでに進行中だ。キム・ドットコムはウィキリークスによるかつてないデータダンプを予告している。それは新たな経済システムやUFOテクノロジーの開示を含むかもしれない。私たちが長く待ち望んできたことが起きようとしている。私たちは大きな歴史の転換点にいる。伝説的な出来事が起きようとしている。私はそう信じている。
些細な意見の違いよりも大切なこと
ベン&ロブ「僕たちも同じ気持ちです。僕たち2人共、たくさんのヴィジョンを見てきました。そして導かれるようにここまで来たんです。」
デイヴィッド「君たちの製作力は本当に素晴らしくて感心しているよ。一緒に仕事できることを誇りに思う。感謝しているよ。」
ベン「僕たちの動画には賛否両論のコメントが寄せられますが、僕たちは同じ波長を持って、同じポジティブな目的を持つどんな人々をも支援していきたいと思っているんです。」
デイヴィッド「私たちが主張していることには多くの証拠がある。あまりにありすぎて、私を含めて、すべてを拾いきれている研究者は一人もいないくらいだ。君たちだって私が知らないことをいくつも調べ上げていたよね。私たちはそういった証明可能な証拠を集積していかなくてはいけないんだ。例え意見が異なる人々とであっても、協力してリソースを寄せ集めなければいけないんだよ。なぜならカバールは私たちを分断して征服する戦術を取るだからだ。カバールはコミュニティの分裂・内輪もめを好むんだよ。誰々の言うことを信じているやつの話は聞かない、とかなんとか。そうではなくて、共通の大きな敵を見失わない態度が必要だよ。そのためには力を統合して立ち向かって必要があるんだ。完全には同意できない人々だって支持する気持ちを持つことが重要だと思う。映画『白い嵐』のように、お互いの違いは一旦脇に置いて、チームワークで一つの目標に向けて一致団結すべき時なんだ。地球を守り、明るい未来を実現するために。同じく真実を探求しようとしている仲間として、他人ともっと協調することによって。」