熟睡すればハッピー気分 19/01/29 サイババが帰って来るよ | ネロリのSea Side Story 〜煌めきの中へ〜

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☆スターシードの目覚め☆
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私があなたに伝えたいメッセージ…
無限への扉を開け ワンネスへと繋がるために…

熟睡すればハッピー気分

転載元 サイババが帰って来るよ さん

 

 

 

電子本「サイババが帰って来るよ」は以下のポニョ書店からどうぞ

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それと、今Sai's Messages for The Golden Ageの新書サイズを作成しています。上下の二部に分かれますが小さいのでいつでも何処でもババの御言葉をポケットに入れて持ち運びが出来ますよまた出来れば連絡しますね。

ポニョ:三つの世界があるって話しの続きやけど、そういう手の話は好きやな。昔、よくトワイライトゾーンていうテレビ番組を見ていて、三次元とか四次元の世界や霊界とかUFOの話が出て来て面白かったな。

ヨシオ:めちゃ古い番組やな。俺がまだ小学校の低学年の時にやってた奴やろ。半世紀以上も前の番組やんか。俺も何回か見たことがあるけど。子供やったからテーマが難しすぎて分からん話ばかりやったな。

ポニョ:おいらがまだ覚えているストーリーは、第二次世界大戦前にあるグライダークラブに恋人同士のメンバーがいて、彼氏がグライダーの操縦士なんや。彼女はグライダーをロープで引っ張って離陸さすウインチを扱うことが出来るんや。いつもそんなふうにして二人は仲良くクラブにやって来て彼氏が空を飛んでいる間に、彼女は将来結婚して子供が出来た時のために、編み物をしたりして彼氏が帰って来るのをクラブハウスで待っているんや。でもそこでいつも一人で待っている彼女に横恋慕した男がいて、ある日悪事を働くんや。それは離陸準備が出来た彼氏に近づき、彼氏をナイフで刺すんや。そして彼女に離陸ウインチを作動さしても良いという合図を送るんや。
グライダーはそのまま離陸し、何処かに飛んで行ってしまうんや。彼女は何時ものように飛行場で編み物をして待っているんやけど、彼氏を乗せたグライダーはその日帰って来なかったんや。彼女は事故にあったと思って探すんやけど見つからなかったんや。やがて時が過ぎ、同じグライダー乗りのその男が彼女に優しく近付き、彼女を口説き落として結婚したんや。そして世界大戦が終わり飛行場に二人で行くと、何処からともなくグライダーが降下してきて着陸したんや。彼女はその見覚えのある機体を見て喜んで走って行き、中を見ると叫んだんや。それで物語は終わりやったけれど、多分骸骨の胸にナイフが刺さってたんやろ。

ヨシオ:怖い話やな。でも俺は彼女が見たのは、昔の彼氏が雲の上にいた綺麗な天女さんと出来ていて、二人でグライダーの中でいちゃついていたのを見たんと違うかと思うな。

ポニョ:あんたはアホなぐらい、とことんポジティブやな。そんなコメント聞いたことがないぜよ。

ヨシオ:でも、これでその男も終わりやな。殺人がバレたからな。でも不思議なんは、俺は飛行機乗りやからグライダーにも時々乗るけど、ウインチのロープはパイロットが外すのと違うのか?それに、いくら彼氏が行方不明になったとはいえ、直ぐに別の男に乗り換える女って嫌やな。

ポニョ:物語やからええやんか。今で言えば「Xファイル」のようなもんやから硬いこと言わんとってくれる?このストーリーを見て、おいらは人にわからん様に悪い事をしても、いつかは見つかるんや。ええ事だけをせなあかんな、と決心した記念すべきストーリーなんやぜよ。

ヨシオ:そうやったんか。ポニョの正直でストレートで正義感溢れるキャラは、グライダー殺人事件から作られたんやな。

ポニョ:なんか皮肉っぽいなそれって。まあええか。そんなコメントを気にしてたら話が進まへんやんか。早く三つの世界の話に入ろうぜよ。

ヨシオ:ポニョがオープニングにいきなりトワイライトゾーンの話をするからややこしくなったんやんか。それじゃ行こか。三つの世界の話やったな。この三つの世界は物質世界がブータカーシャ、微妙な世界はチッダカーシャ、因果の世界をチタカーシャと呼ばれているんや。

ポニョ:いきなりサンスクリット語が出たな。なんか眠たくなって来たぜよ。

ヨシオ:直ぐに眠くなるなっちゅうに。それで最初の物質世界は誰でも知っているように五代元素から出来ていて、それぞれの元素は人の五つの感覚器官とも関連し合ってるんや。例えば空はエーテルとも呼ばれ創造主がこの世界を創ったと同時にオウムの音と共に出来たんや。
だから音が聞ける耳と関連しているんや。そして次がその音を感じれる風が来るんや。だから耳と触覚や。次はそれを見れる火が来るんや。火は見れるし触れると熱いし炎は音を立てる。つまり三つの感覚器官に対応してるんや。そして水。水には味があるから以上の他に味覚を加えれるやろ。だから四つや。そして最後は地や。土は匂いがするって言うやろ。だから嗅覚が加わるんや。これだけ見ても人って五大元素から出来ているって分かるやろ。そしてこれらの物質世界を造っている五代元素は、全て変化して永続するものは無いんや。

ポニョ:神さんが自分の想念で創られたもんやからそうなるやろな。移ろいゆくのが想念やから。女心と秋の空って言うもんな。お芋さんとトウモロコシが美味しい季節や。

ヨシオ:食べもんはどっちでもええっちゅうに。この俺たちの肉体も五大元素で出来ているから、もちろん変化して行くんや。細胞や骨も七年毎に全部入れ替わるんや。

人間の身体を作り上げている分子は、七年ごとにすべて入れ替わります。SGc17

ポニョ:ほう。それじゃ身体に取り込んで骨に付着した放射能も七年後には身体からデトキシックするって事か?ええ話やないの。

原子が動いてその配置を換えれば、原子で出来ているそのものの形もそれに応じて変わってきます。すべてのものの中にある原子は、その配置を急速に変えています。あるものの変化がいつ起きるかは、誰にも分かりません。変化はいつも起こっているからです。
人間を作り上げている原子は、他のあらゆるものの原子と同じように、あらゆる瞬間において変わっており、その為に人の身体は、絶えず変化しているのです。~絶えず形を変え一つになっていく過程、変化と同化の過程は、いつまでも続きます。これこそは物質的な世界の特性です。SGc22

ヨシオ:そして心の世界である微妙な世界も、この五大元素の霊妙な部分から成り立っているんや。だから物質世界と同じようにある日崩壊してしまうんや。だから、永続しない五大元素を使って永遠の光を放つ最高のお方を計り知ることは難しいんや。

ポニョ:神さんを求めて巡礼の旅をし、お寺や寺院に着けば手を合わせて目を閉じるもんな。神を求めて寺院に来たんやったら。その寺院にいておられるはずの神さんを大きな目をして探さないといけないのに目をつぶるって事は、神さんは物質的な目ではなく心の目で見ないといけないって無意識的に知っているからやろな。

ヨシオ:そういうことなんやろな。実はこれらの移ろいゆく儚い世界は、因果の世界を通じて放たれるアートマの光輝によって保たれているんや。だから、その創造主であるアートマの光輝を見ようとすれば、俺たちがいるこの世界で鏡と同じ役割をする心を磨かなければならないんや。

ポニョ:そうすれば光が心に反射して映り易くなるんやな。

ヨシオ:そうすれば神をもっと体現できる人生が歩めるようになるんや。

ポニョ:神の化身に近づくってわけやな。

ヨシオ:この俺たちが住んでいる物質世界では、人は自らを向上させて神のレベルに持っていける修行が出来るんや。というのも肉体を持つと時間、活動、目的、結果という四つの要素を体験出来るんや。例えば駅でホームレスの人を見かけたので、自分の弁当をあげて三十分ほど身の上話を聞き、少し幸せな気分にしてあげた。そして別れる時に涙を流しながら手を握ってくれたという体験は、さっき述べた四つの要素が全部入っているやろ。そして、こういう自己犠牲を伴った行為を通じて人はエゴを少なくしていけることが出来るんや。
さて、これが夢の世界、心の世界である微妙な世界だったらどうなるのかと言えば、さっき述べた四つの要素はなくなって全て想像やイメージの話となるんや。だから、大阪の道頓堀で人混みにまみれて歩いていても、次の瞬間にはパリの凱旋門の近くのカフェでコーヒーを飲んでいる場面に一瞬で変わるやろ。しかもパリに行った目的も無いし、時間も関係ない。それに結果なんて無いしな。
だから、霊界にいても霊的な進歩は望めないんや。ババはこの広い宇宙で物質世界である地球に人として生まれ変わった人間だけが次のレベルである神に到達出来るって言っておられるんや。

生命は宇宙に満ちあふれています。
創造には終わりがないのです。
この宇宙で人間のような生命やそれに似たような生命体はないのです。
転生は宇宙の他の星に生ずることはありません。
すべての生命は、人として生まれ変わるのを望んでいます。
というのも、人として生まれ変われたものだけが生死の輪廻の鎖から抜け出ることが出来、神を完全に体現出来る、という二つのことを実現できる機会を持っているからです。
それはこの地球だけで起こりえることなのです。
他の星や、言葉に出来ないくらいこの広い宇宙のどこにもそのような機会は存在していないのです。
ですからこの地球に人として生まれるという事は、とてもユニークなのです。CWSSB

ポニョ:地球は霊的進化の学校みたいなもんなんや。でも、心って凄いよな。一瞬の間に道頓堀からパリに飛んで、大阪のたくさんの人混みを作り出したと思ったら、パリのシャンゼリゼも作り出せるんやから。

ヨシオ:それがマーヤーの力なんや。創造主は、俺たちが夢の中でとりとめもないものを想像して、それは夢だったなんて寝ぼけた顔で言ってるけど、その同じ力を意識的にコントロールし、アーティストのように自由自在に使って全ての宇宙を創られたんや。三つの世界の話に戻るけど、物質世界では人は自分の感覚器官を使って、いつかは影も形もなくなる物質的なものを追いかけているやろ。
はかなく移ろい行くものを、これまたはかなく移ろい行く感覚器官で追っているんや。そんなはかなく移ろい行くもので、全てを超越した絶対心理の神さんを理解するなんて正気の沙汰ではないんや。もっと自分に深く沈静して、因果の世界から照らし出されている光を使って探求しなくてはならないんや。だから、物質世界は神への旅の第一段階なんや。次の段階は、心の世界、微妙な世界で肉体が無い分、因果の世界からの光が心に直接反射さすことができるんや。でも、心が映し出しているものは、その人のエゴや欲望などで汚されているために、はかない偽りのイメージなんや。そして因果の世界は、真実の結晶で変わることのないアートマの光だけが輝いているところなんや。

ポニョ:ババは起きている状態と夢見の状態、そして熟睡している状態の三つがあるって言われているけど、この三つの世界と関係があるんか?

ヨシオ:それらの三つの意識の状態と今まで言った三つの世界とは深く関わりがあるんや。人は熟睡して起きた後、理由は分からんけど、とても快適な気持ちがええ気分になるやろ。その時に三つ目の世界に行ってアートマの光を充分に浴びてフルチャージの状態になっているからやねん。

ポニョ:よく寝たら気分がええのはそのせいやったんか。

ヨシオ:人は、最終的にこれらの三つの全てを超える領域に達しなければならないんや。それはツリヤという状態で熟睡している時に感じることが出来るアートマの至福を、起きている時にも常に感じることが出来る状態なんや。

ポニョ:普通は、熟睡時に感じている至福感を起きるや否や忘れてしまうもんな。それを、起きている間も感じれるって凄いよな。意識を超えたツルシという状態か。このような状態で普段の生活をすると、ボーッとして職場でツルシ上げられるぜよ。

熟睡とサマーディ(三昧)の違いは、サマーディにおいては、その時に得た至福感がそれが生じた時に、知覚されることです。CWSSBp88

太陽エネルギーは人の無数の神経系統を通って降り注いでいます。
感覚は死の瞬間、心に融合します。
心によって制約されながらも、このことを認識した者の魂は、神経を通ってハートの虚空にたどり着き、ついに身体が死ぬ瞬間、魂はハートより上昇するきわめて微かな一筋の神経通路に沿って太陽光線に赴き、さらに太陽界へと旅立つのです。
しかし、旅はそこで終わるのではありません。
魂は更にブラフマ神の司る界へと赴くのです。
しかし、無知な者の魂は、心の働きを、心そのものが為していると思い込み、目や耳やその他の感覚を経て、カルマの支配する界へ赴くのです。
熟睡した人が、目覚めたのちでないと満ち足りた喜びに気づかぬのは、彼の魂がまだ無知によって包まれているからです。UVc9
人が平安でいるのはスシュプティ(熟睡)している間だけであることがわかるでしょう。
それは、熟睡中は、諸感覚が活動せず、心が不活発になり、感覚や感覚の対象物から離れているからです。
したがって、諸感覚が心を外へ引きずり出すことをやめさせれば、人間は平安を得ることができるのです。
諸感覚を外界から引っ張ってくること(ニヴリッティマールガ、内側へ向かう道)こそが、真のサーダナ〔霊性修行〕であり、基本のサーダナです。21/4/67