下水タンクに飛び込めば 18/12/29 サイババが帰って来るよ | ネロリのSea Side Story 〜煌めきの中へ〜

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下水タンクに飛び込めば

転載元 サイババが帰って来るよ

 


ポニョ:五年ほど前においらがあんたのところに行って、アクアポニックスのシステムを作ったけれど、その時の記事を紹介しようかな。

アクアポニックスのシステムにそろそろ上手く水も回り始めたし、もうおいらがいなくても大丈夫やろな。あとは、タネを蒔いたり、野菜を植えたりするだけや。水質を最初はチェックしないといけないで。それで、バクテリアが砂利や玉粘土に付着し始めたらもうこっちのもんや。鯉も順調に大きくなっているし、餌によく食らいついて来よるし、まだ少しペーハーが高いので少し低くなってからで無いとオクラとかの実の付きが悪いから、でも余り酸性に近いと今度は鯉に影響があるから注意した方がええな。でも一度システムが回り始めるとポンプが潰れん限り毎日野菜が育って八百屋さんに行かなくてもオーガニックの新鮮な野菜を食べれるで。

バスケットボールコートに出現したアクアポニックスのシステムです



ヨシオ:良くやってくれたな。奉仕でこんなにやってくれたらありがたいな。少しは俺も賢くなったな。六十の手習いとはよく言ったもんや。人間って謙虚に生きてたら、死ぬまでに学ぶことはたくさんあるな。

ポニョ:これらは全て神さんの恩寵やね。ババがあんたの夢に来られてノンハイブリッドの野菜のタネを買いなさいと言われたんやろ。そして、その朝、口座を調べたら大金が入金してあったって、すごい話やと思うで。だからおいらはあんたをヘルプせないかんと思って来たんや。
それに、神に帰依するって言うけど、人はエゴがあるからとても難しいやろ。でも神さんを心から信じていればこの世の中でなんでも出来るって、ここに来て思ったぜよ。

ヨシオ:ババは俺に、「私とお前が一緒に働けば、この世界で出来ないことは何もない」と言われたことがある。でも、時々俺もかんしゃくを起こしてババに文句をたれるけどな。でも、ババはそんな俺でも愛して下さっているので嬉しいな。

ポニョ:全ては帰依の心をどれぐらい強く持っているかによるんやろな。

ヨシオ:こんな話を知っている。山登りをしている途中、氷河を滑落してしまった登山者がいて途中で引っかかって止まったんは良いのだけど、暗くなって来たので、こんなとこで夜をあかしたら凍え死ぬと思い持っていたロープを伝って少しずつ急斜面を降りて行ったんや。でもロープの端まで降りたらもう辺りは真っ暗で何も見えなくなってしまったんや。
それで、その登山者は神様に助けてくださいと言って、泣きながらお願いしたんや。「このままロープにぶら下がっていたら凍え死にます。僕は生きたいです。死にたくありません。」と言ってたら、何処からか声が聞こえて来てこう言ったんや。「分かった。今回は助けてやろう。でも、私の言う通りのことをするんだ。そうすれば助けてやろう。私の言う通りにするんだ。いいね。」と言われたので、その登山者は「分かりました。あなたの言われた事なら何でも言う通りにします。是非おっしゃって下さい。」と言ったんや。すると、声は「それでは、私の言う通りのことをしなさい。その両手で掴んでいるロープを離すのだ。」と言われたんや。
登山者は、「あなたは一体何をおっしゃるのですか。神様。僕は助かりたいのです。ここで死にたくないのです。ロープをこんな崖の途中で離せば落下して死んでしまうではないですか?僕は、あなたに助けて下さいと頼んだのですよ。殺してくださいとは頼んでいないのです。このロープは絶対離せません。」と言ったんや。でも、もうそれ以上神様の声は聞こえて来なかったんや。あくる朝になって、登山バスの運転手が、バス道から僅か一メートル上のところで、ロープを身体に結び、ぶら下がりながら凍死している登山者を発見したんや。

ポニョ:ギャハ~。なんちゅう結末や。頭が結末炎になるぜよ。だから、神様の言う通りロープを手離せばバス道に落ちて助かっていたんやな。

ヨシオ:人って自分のエゴがあるから、全てを見通している神様のいう事に疑問を持つんや。

私は、自分自身を私に全託する人々を救うために降臨しました。
人々が『私はあなたのものです。それゆえ、あなたは私を救ってくださらなければなりません』と一度でも心の底から祈るなら、私はその人を受け入れ、行為と結果、生死の輪廻、という悪循環からその人を救い出します。
実際、私の愛を理解していない人々は、なぜ私が悪事を働く人々を保護するのか不思議に思っています。
もし私が罪びとを受け入れず、罪びとを変容させないなら、いったい誰がそれを行うというのですか? ND

ポニョ:エゴを持っているのは、無知のせいやなんて言ってたな。

ヨシオ:そして、無知の原因は身体意識、つまり自分がこの肉体だと思うことなんや。でも、その肉体意識を捨てれれば、神さんの元に行くのは容易なんや。またこんな話を聞いたことがある。まだアシュラムのインフラが今日のように整っていなかった頃の話や。ポニョは降誕祭に行ったって言ってたよな。すごいたくさん人が来るやろ。

ポニョ:おいらが行った時には人、人、人ですごかったな。宿泊所はいっぱいで泊まるところが無かったので、タクシーの中で寝たな。

ヨシオ:そんな時に一番困るのがトイレやろ。

ポニョ:その話はやめとこ。おいら、そのトイレの話は思い出したくないんや。

ヨシオ:インドはまだ下水道のインフラが整っていないもんな。

ポニョ:知ってる?世界で一番長いトイレってどこにあるのか?

ヨシオ:知ってるで。答えはインドやろ?

ポニョ:それは答えになっていないやんか。今インドの話をしているから、誰でもそれぐらいは答えれるやんか。正解を言えばインドの線路やぜよ。

ヨシオ:なんで線路がトイレやねん。

ポニョ:インドでは下水のインフラが整っていない為に、スラムだけではなく普通の家にもトイレがないところがたくさんあるんや。部屋にコンピューターやビデオはあるけどトイレがない家はザラや。だからみんな、汽車の走っている線路に行って用をたすんや。

ヨシオ:それはひどいな。列車に乗っている時に窓を開けられへんやんか。

ポニョ:それだけではないねん。海や川が近くにあればみんなそこで用をたすんや。昔、アシュラムにいた人達は皆、朝暗いうちに川や丘に登って用をたすんや。特に女性は明るくなる前にしないと恥ずかしいやろ。

ヨシオ:俺も昔のマンディールの見取り図を見ていて、浴室はあるけどトイレが無いなと不思議に思っていたんや。そうやったんか。線路や丘、海や川がトイレやったんや。それって自然でええよな。ポケットに小さいスコップを入れて行けば、これは簡易トイレですよ。なんて冗談が言えるもんな。

ポニョ:今は大丈夫やろけど、アシュラムの公衆トイレはひどかったな。特にブリンダヴアンの女子トイレは悲惨やった。

ヨシオ:俺は便意をコントロール出来るから、最初にアシュラムのトイレに行った時、もうトイレに行きたくないと思って次の二週間行かなかったで。でもお腹が腫れてきたので久しぶりに行ったら…。

ポニョ:もうええちゅうに。聞きたくないわ。そんな話は。

ヨシオ:でもトイレに行ったあくる日にインタビューに呼ばれたんや。それで、さっきの話の続きやけど、その当時の下水設備が整っていなかったので、降誕祭の時に糞尿の量が多すぎて、下水タンクのパイプが詰まってしまったんや。それを直すには一度、糞尿で一杯になっているタンクに飛び込み、そしてパイプに詰まっているものを取り除かなければならなかったんや。でも、誰もそんな事をしたくないので、みんなでタンクの前に立ってどうしようかと話し合っていたら、横にたまたま通りがかった、オリッサから来たセヴァダル(アシュラムのボランティア)がその話を聞いていて、服を脱いだと思った瞬間、そのタンクに飛び込んだんや。そこにいた人達は唖然としてそれを見ていたんや。そしてしばらくすると、その人は、汚物にまみれたままタンクから這い上がって来て、ニコニコしながら一言も喋らずにシャワーを浴びに行き、何事も無かった様に再び自分の奉仕の場所に戻って行ったんや。

ポニョ:それは凄い!誰でも出来る事ではないぜよ。

ヨシオ:ババの帰依者になって、その神の教えに接し、その教え通りに生きて行こうとしても、自分の身体を、自分と思ってしまう身体意識がある限り、神さんとは融合出来ないんや。

ポニョ:その人のように、自分は身体ではないと心底信じている人でないと、こんな行為は決して出来ないやろな。

ヨシオ:人は、奉仕というと、お金を持っている人は、お金を出すのが奉仕だと思っているけど、ババはそうではないと言っておられる。どんな大金であっても神様には関係ないんや。だって元々は全ての富は神さんのものやから。それより、その人がどれくらい心から神さんの事を思ってしている奉仕なのか?という事の方が大事なんや。このオリッサの人のように。その人が奉仕することによってどれくらい自己犠牲を伴っているか?ということの方が神さんにとっては大きな関心事なんや。

なぜ私が人々に奉仕をしろ、というか分かりますか?
それはもう一度生まれ変わってほしくないからです。
たとえあなたの心がきれいでも、あなた自身の身体が充分働ききれていなければ、もう一度生まれ変わらなければならないのです。
特にこの事は霊的に高いレベルの人に当てはまることです。
あなたはもう一度生まれ変わらないようにしなければなりません。P, 315 ANDI

ポニョ:おいら達は、子供の時から歳末助け合い運動とか、赤い羽根募金とか言って、お金で困っている人を助けるんだ、という考え方を植え付けられてしまっているから、なかなかそれを変えるのは難しいよな。最近もインドネシア震災でいろんな奉仕団体が、物では無く現金を寄付して下さいってテレビや新聞で広告を出していたけど、ネットで調べて見たら、ほとんどの金が自分たちの経費や運営費人件費などに使われてしまい、現地に手渡される金ってスズメの涙ほどなんぜよ。

ヨシオ:そうなんや。そういやその奉仕団体の本部は、立派なビルの中にあって、とてもたくさんの人達が働いているのを見たことがあるな。

ポニョ:しかも、幹部は高級取りで、世界中を飛び回っているやろ。飛行機のファーストクラスに乗って被災地へ行くんやで。おかしいなと思って裏を調べると、全部裏社会の連中が運営してるんや。この前飛行機事故で死んだ国境のない石段の会長も、ロックンロールフェラーの息子や。

ヨシオ:何やねんその石段って。医師団の事やろ。当て字にしたらおもろいな。ババはお金の使い道には、充分注意しないといけないと言っておられる。特に乞食には現金ではなく現物を与えるように言っておられるな。

ポニョ:そうしないと、その金でギャンブルをしたり、酒を買ったりするかもしれないもんな。

ヨシオ:でも、ババは神さんやから、そういう事をしない乞食を選んで現金を渡されるんや。

ポニョ:おいらはいつも金欠でピーピー言っているから関係ないけどな。

ヨシオ:さっきの話やけど後日談があるんや。その下水タンクに飛び込んだオリッサから来たセヴァダルのグループが、奉仕の期間も終わりオリッサに帰る時が来たんや。それで帰る日に、サイババさんに挨拶するために二列に並んで座り、ババのダルシャンを得ようと待っていたんや。

すると、ゆっくりと歩いて出て来られたサイババさんは、糞尿がいっぱい詰まった下水タンクに飛び込んだ人の前に立ち止まり、こう言われたんや。「君はもう二度と、この世界に生まれ変わることはないだろう」って。

賢い人は、お金と力、知性と技能、能力と機会を、他者を助けることに使い、自分の人生をより幸福なものとし神の恵みを得ます。
なぜなら、セヴァ〔奉仕〕は礼拝の最高の形態だからです。
飢える者、絶望している者、苦しんでいる者は何百万といます。
貧しい人たちに食事を分け与えることができるよう、私は皆さんに食事の量を実際に必要なだけに限るよう指導しています。
お金は、有害なことに浪費せず、他者を助けるために使いなさい。
時間とエネルギーを無駄にしてはなりません。
あなたの技能が他の人のためになるようにしなさい。21/11/85
私が、信者は神への奉仕の方法として人類に無私の奉仕をしなくてはならないという時、それはあなたの利益とあなたの霊的向上の為にのみそう言うのです。
何が永遠であり、何が束の間ではかないかを識別し、永遠の至福につながる道を歩みなさい。23/10/93
無私の奉仕に励みなさい。
ひとかけらの利己心も無い奉仕をすることによってのみ、心は清められます。
受け取ることよりも、与えることを喜びとしなさい。
神がおられてあなたの必要とする全てを与えているのに、他の人に何かをしてもらうことを期待したり、物を貰うことを頼む必要があるのでしょうか?
あなたの一切の行為はハートを清め、神を体験することを目的とするものでなくてはなりません。
ハートが清らかな時、英知の光が輝きます。
自分を助けてくれた人を助けるのはもちろん良いことです。
自分に危害を与えたものを助けることは、もっと良い事です。
人は、さまざまな方法で世話になった社会に対して奉仕をしなくてはなりません。10/5/92