『助けたいという願い』
誰かを
助けてあげようなんて
思わないでください
高みから
見下ろしても
誰も
すくい上げることなど
できません
助けたいという
願いがあるなら
ただそばに居て
吐き出す言葉を
受け止め
語らずに
教えずに
ありのままを
迎え入れるだけで
良いのです
その時
痛みを分かち合えるなどと
思わないでください
同じ痛みを感じるなどは
決してできない
ことなのです
それでも
助けたいという
願いが本当なら
ただそばにいて
受け皿になることは
できます
吐き出して
空になるまで
吐き出して
その時やっと
あるがままの自分に
気づくことに
なるからです
誰も
答えなど
与えて欲しくないのです
だって
一番の理解者は
自分自身であり
一番説得力を
持っているのは
内なる自分
なのですから
そこまで
一緒に
いられたら
あなたは
とても
偉大な事を
成し遂げたことになるのです