『神への道』
神への道とは
どんな道のことでしょうか
善悪や
義と不義
正しいか間違いかを
経典に照らして
判断し
義なる道と思える道を
歩むことでしょうか
そこには
常に
光と闇が存在し
三次元からは
抜けられません
神への道は
ラクダが針の穴を通るほどに難しいと
聞いたことがあるでしょうか
なぜそれほどに
難しいと言われているのでしょう
かつて
偉大な教え手と言われた
イエスキリストは
この言葉を引き合いにして
弟子たちに教えられました
弟子たちにも
それを理解することは
なかなかできませんでした
なぜなら
私たちには
分離という意識があるからです
他者との違いに
不安を感じ
敵か味方かと
顔色を伺い
弱者か強者かと
秤にかけ
常に
恐れの中で
生きているからです
一方
神の道は
全ての恐れを手放し
無償の愛を貫く道です
それは
他者との隔たりを
取り払うことから始まります
イエスはそれについて
あなた方は一つの体の
肢体であると言われました
そうです
私たちは
神の一つの体の中で
異なる働きをする肢体なのです
私たちは
地球という惑星に
使命を持って生まれ
その役目を終えて
今一つの意識に
戻りつつあります
神への道へと
帰還するために
高次元からの支援のエネルギーが
注がれ続けているのです
しかし
恐れに支配されているうちは
取り払うことができません
ほんの小さな恐れが
愛を失わせる道に引き戻し
愛の道から遠去かるからです
神の道は
無償の愛の道です
無償の愛とは
無条件で愛するということです
自分に良くしてくれる人に
良くしてあげたいと思うのは
自然なことです
確かにそれは
信頼関係を築く大切な要素です
しかし
無条件に愛する人は
隔てを設けず
誰にでも親切です
たとえ騙されることがあっても
恨みません
決して憎しみを抱かず
愛によって覆います
全ては
自分自身の鏡として受け入れ
学び成長することを望みます
無条件に愛する
力強い神の愛が
働いているからです
目の前に
敵が現れるのは
敵がいるという
わたしの思い込みから
始まっています
嫌なことが起きるのは
人生は嫌なことばかりだという
わたしの意識から
生まれています
わたし自身が恐れを手放し
全ては愛で繋がっているという
ただそれだけの意識で
わたしの周りには
愛に満ちた人ばかりが
現れるでしょう
神への道は
恐れを手放さない人にとっては
とても遠く険しい道なのです
神に近づくための
唯一の道は
愛することに条件を設けないという
純粋な意識があるだけなのです