ハートが
それを感じるとき
切ない程に
涙が溢れ出るのは
ハートに生まれた
強い強い
エネルギーが
硬く
小さく
封じ込められた
ハートの殻を
溶かし出して
流れてくるから
引き裂かれ
忘れていた
無垢のエネルギーが
再び
結ばれようと
燃え上がるから
空に想い
朝に
夕に
切なくこみ上げていた
涙のわけは
繋がっていく
ハートの中で
時の終わりに
解き明かされた
人は
もうじき
長く
深い
眠りから覚め
生命の真実に
至るのだろう
ひときわ
大きく開いた
太陽が
ダイヤモンドの
煌きを放ち
新しい地球の
幕開けを
祝福する
この世界の
ベールが剥がれ
確かさの幻想が
砕かれ
霞んでいくとき
唯一
確かさをもって
存在するもの
全き
穢れのない
無垢なもの
それは
存在の全てであり
たった一つであるもの