『今週のエッセンシャルオイルのお話その12:ジュニパー』
ジュニパーというのは、ヒノキ科の樹果から採られたオイルで、ウッディでフレッシュな香りのするエッセンシャルオイルです。
香りは、比較的エネルギッシュで活動的な人に好まれる香りですね。スポーツをされている人なら、試合の前にこのオイルを嗅ぐと、アドレナリンが出て闘争心が湧いいてくるので、試合の前にはとっても助けになるかも知れません。
また、スポーツの後には、筋肉に溜まった乳酸を排泄させる作用もあることや、こういうエネルギッシュな人がよく食べそうなお肉の消化を助けたり、酸を体外に排泄させてくれる作用もあるので、大変お役立ちのオイルですね。
また、そんな人でも落ち込んでしまうことがあると思いますが、そんなときにこのオイルを嗅ぐと、精神状態を元に戻してくれる、とても頼もしいオイルでもあるんですね。エネルギッシュな人のいろんなシーンに役立つ事を覚えておくといいと思います。
さらに、このオイル、ジンというお酒の香り付けに使われているんですが、肝臓を強壮にする作用があるので、お酒を飲む人にもいいですね。解毒作用や、利尿作用もあります。
そして、気になるのは美容にどうかということなんですが、実はダイエットにもとてもいいんですね。むくみ取りや脂肪を減らすのに一役かってくれます。オイルトリートメントをしていただくのがいいですね。 ただし、比較的刺激の強い精油なので、お風呂などに入れる場合は、オイルを直接入れてしまうと、皮膚のやわらかいところが、チクチクいたくなってしまいますので、天然塩などの何か乳化する物に混ぜてお風呂に入れていただくのが良いと思います。
妊娠中の方は、使用を避けてくださいね。
今週の「アロマのお話」は「エッセンシャルオイルその12:ジュニパー」でした。