私が所属している英国アロマ団体の機関誌が届いた。


この秋号になんと、私、記事を書かせていただきましたの。

アロマセラピーに関する記事でございます勿論。

内容は、お見せできないのが残念ですけど。
それにこれは本屋さんでは売っていません。
でも、British Libraryに寄贈されている機関誌なのです。なので、EustonのBritish Libraryに行けば閲覧できます。

アロマセラピーのこととは全然話が変わりますが。
今思うと恥ずかしい感じがするけれど、この雑誌を手に取った時、昔持っていた夢が実現したようで、ちょっとだけ嬉しい。

その昔、私は物書きになりたかったの。それゆえに学校まで通いました。物を書くってそれ自体が産む苦しみだけれども、それを生業にすることの難しさは想像した以上に大変だというのを学んだのでした。


物を書くことは好きで、駄文ではありますがこうしてブログを書いたりして続けています。美しい表現ばかりを追い求めがちだったあの頃よりは、読み手にいかにして伝えるか、ということを少しは考えられるようになって書いているつもりです。

字数も文体もお題も設定されている中で書くって、とても久しぶりで新鮮でした。
重要な部分よりも、要らない文章がいかに字数を喰ってしまうか。いかにそぎ落とすか。句読点の位置の重要さとか文体とか(笑)
この機関紙の投稿記事を書きながら何故か、創作学校へ通っていたころを思い出したりして。
その前に通っていた英文科で聞いたヘミングウェイの文章を書くにあたっての格言を思い出したり。

どんなことが将来役に立つか、どのような形になって夢の実現になるか分からないですね。分かることは、それぞれの時にしていた事、物というのはけして無駄にはなっていなかったということ。

大学を卒業してもすぐに就職が出来ない人が沢山いますが、学校を出たての時って自分もそうだったけど、専攻した学科で学んだ科目がすぐに社会で使える、または専攻した学科に関係した事をすぐに社会で実践するつもりでいるっていう勘違い。
卒業したら、すぐに専門家として働けるの?

答えは自分で見つけよう。

自分は、その頃から年を取ったので俯瞰で見ることが出来るようになったのだけど、学校で3,4年勉強したからって、なんの修行にもなってないです。少なくとも、その専門分野のとっかかりくらいは分かったかもしれないが。それをいかに活用し、継続し、知識を拡大できるかが勝負で、結局自分の努力次第。

学校卒業したばかりでは、学校で勉強したことは分かっているかもしれないけど、それが世の中の事全てではない、ということに気付くにはしばらく時間がかかるもの。

私もそう。

専門学校を出たからって、皆専門家なわけない。世の中で言われている専門家が何故、20代の人が少ないか。それは、世の中のいろいろな事、関係ないようなことまでよく見て、聞いて体験してきたから。

私もそうでした。
20代ってそんな感じよね。何でも知ってるつもり、とか分かったつもりになっているの。
でも、なんにもわかっちゃいないんだ。
だって、人生のはじまりに立っているにすぎないのだから。

で、いつか自分の書いた言葉が活字になって世の中に出ることをちょこっとでも夢を見ていた私にとって、これはかなりな回り道をしたけれど、物を書くには体験と練習の蓄積が必要だったわけだから、こういう形で実現出来たのは、人生とはなんと面白いのだろうと思ったのでした