今日で東日本大震災から13年と干支一回り以上が経ちました。2011年3月11日14時46分に発生しマグニチュード9.0と最大級の規模の地震でした。東北太平洋岸には大きな津波が押し寄せ同時に福島第一原発事故も発生しました。

 

 

未曾有の震災から13年が過ぎても避難生活者はいまだに3万人もいます。原発の危険性が証明されたにもかかわらず廃止どころか、岸田政権になってから原発再稼働のみならずあらたに新設すらせれようとしています。しかしこの国はいまだに原子力緊急事態宣言発令中ということを忘れてはいけません。880トンの「燃料デブリ」はまったく手つかずのままで、いつになったら取り出せるのか誰にもわからない状態です。2051年までの廃炉を東電はお題目のように唱えていますが、そこには何の科学的根拠もありません。去年8月下旬に始めた汚染水放出にしても海に垂れ流すだけで、海水でうすまるから安全などという戯言を言っています。そして今年の年明けに能登地震も起きて震源近くには志賀原発があり、もし稼働していれば第二の「フクイチ」になりかねませんでした。日本はいつどこで大きな地震が起こるかわかりません。火山国で地震国に世界の原子炉の10分の1が存在していることが異常ですね。やはり原発再稼働はもちろんのこと新設することもやめるべきです。