ワカサギの妄想掃き捨て場 -21ページ目

ワカサギの妄想掃き捨て場

ワカサギでござんす。
自己満でございます。

暇な時に書きます。

今日はなにか物足りない一日だ...


いつもとなんら変わらないのだが、なにかが足りない。




なにが足りないのだろうか。


思い返してみても何も思い当たる節がない。




ワ「はぁ、なんか今日は暇だな...」




朝はアプトノスの世話。




学校に行き、調合実習と武器演習をした。




そして今、寮に帰り晩飯を食べて


自室のベッドに転がって休んでいる。




就寝時間まではもうすこし時間がある。




ワ「なんだろうな...」




そういえば、この世界に来てから毎日のようにハプニングがあった。




今日は思い返してみると何もなかった。




そうだ。




平和すぎるのだ。


アルマはいつものように天然を発揮するがハプニングと呼べるほどのものではなかった。




ティヌはいつも通りバカだったが比較的問題行動が少なかったように思える。




セレナのツッコミもあまり発動していなかった。


誰もボケたりしなかったからだろう。




ワ「たまにはこんな日も悪くないな...」




この世界に来てからもう4日になる。


探索、狩り、調合...だいたいのことは体験し慣れたように思う。




初日のような不安はもうほとんどない。




物思いに耽っていると誰かが扉を叩く。




ドンドンドン




テ「おーい。入っていいかー?」




ワ「おう。入れ入れ」




テ「おじゃまー」




セ「邪魔するわよ」




ア「おいすー!」




ワ「ん?なんだみんな来たのか」




テ「おう。なんか暇でなー...」




セ「それはいいけどアンタなんてかっこしてるのよ」




ワ「あ、ごめんごめんw ズボンくらい穿かないとなww」




ア「そうだよーw セレナちゃんだって腐っても女の子だよー?w」




セ「ちょっとアルマ。腐ってもって何よ?」




ア「んー?分かんない!」ニコッ




ワ「え?女の子?どこ?」




セ「邪ッ!!」




ドゴォッ




ワ「ふべらば!」




テ「またお前は無駄なこと言ってwww


ほら、さっさと服着ろよw」




ワ「あ、あぁ...でも、俺はもうダメみたいだ...」




ア「ワカサギ!死なないで!」




ワ「ごめんな...約束守ってやれなくて...」




ア「そんな!一緒に...一緒に明日買い物に行くって言ってたじゃない!!!」




ワ「ちょwww そんな約束したっけ?www」




ア「んーん?明日暇ならみんなでどうかなーって」




セ「いいわね」




テ「あー、そんじゃ外出届出さなきゃなー」




セ「それにもうすぐ夏休みだしね。


新しい水着でも買おうかしら」




ワ「え?水着?あぁ、海パンか!」




セ「あぁ!?」




ワ「スイマセン」




テ「そだねー。今年も海いこっか―」




ア「さんせーい!」




ワ「おーう」




現実世界では冬なのにこっちの世界では夏なのな。




なるほど。暑いはずだぜ。




あっちでは全然海なんて行ってないしな。


ちょっと楽しみだ。




明日買い物に行くということは今日は金曜日だったのか。




曜日感覚がないな。




ア「それじゃ、明日はアプトノスの世話もないしどうせなら朝から行こうよ!」




ワ「私は一向に構わんッ!」




セ「決まりね。それじゃ、これから何しましょうか?」




テ「だよなー... なんか今日は物足りなかったんだよー」




ワ「奇遇だな。俺もだよ」




ア「あ、ワカサギー!この防具何ー!?」




ワ「お前、俺のボックスを勝手に漁るんじゃねぇよwww」




テ「あ、本当だ。見たことない防具だな」




ワ「あー、それは...ゴマ・アブラだか、ゴア・マガラの上位装備だな


なんかかっこよかったから作ってみた」




テ「ほー、そんなモンスターいるんだな」




ワ「おう」




あ、よかった。怪しまれてない。


興味持たれたらちょっとめんどくさいからな。




いや、まて。




今あのボックスを漁られるのはまずい...


あのボックスには...!




ワ「待て待て待て待て。


男子のボックスには神秘が詰まってるんだからさ。やめろよ。な?」




テ「はっ!そうだ!アルマ!それ以上の探索はよせ!」




そう。


ティヌは知っている。




俺のボックスの下段左に隠してある神秘の書をの存在を...




ア「えー?なんでー?」




セ「やめときなさい。あなたにはまだ早いものよ?」




アルマが手に何かを持ったままボックスから離れる。


何を持っているのかは確認できなかった。




セレナさん。


そういいながらこっちを見るのやめてください。


違うんです。


僕のじゃないです。


い、いや、僕のなんですけど...




だーちくしょう!




ワ「そ、そうだぜ!や、やめるんだぜ!」




テ「やばいぞ... 発掘されたら...」ヒソヒソ




ワ「あぁ、間違いなくセレナに没収される...」ヒソヒソ




テ「いや、燃やされるぞ...」ヒソヒソ




セ「さ、二人とも?何を隠しているのか正直に言うか...


それとも、私とアルマに探索されるか。


どっちがいい?選ばしてあげるわよ?」




ワ「お前何が隠してあるか分かって言ってるだろ?」




セ「なんのことかなー?」




テ「ワカサギ、ここは粘るしかない!」




ワ「そうだな。」




ア「ねぇー。なんのことなの?」




アルマは手に持っていた本をめくろうとする。




なんで持ってんのさ。


まだ見つかってなかったんじゃないのか?




ワ「まって、アルマさん。何持ってんの?」




ア「ん?なんかボックスの中にあったから」




テ「読まないほうがいいよ。いや、本当に」(汗




セ「アルマ、グッジョブ!」




ア「でも女の人が裸で写ってるだけだよー?


これってアレでしょー?えっちなやつなんでしょー?」




ワ「い、いや、ちが...違くないぜ...」




セ「あら。すんなり認めたわね。面白くない」




テ「俺は悪くないよ?信じてね?」




セ「でもさっき様子だと一緒に見たんでしょ?」




テ「ワカサギに無理やり...」




ワ「え、おまっ!」




裏切りやがった...


信じられないな。




ア「わー、こんな...えー!」




セ「アンタちょっとこれ...すごいわね...」




ワ「やめてくれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」




顔を赤らめながらも、興味津津に見ているアルマ。


覗き込んで顔を赤らめているセレナ。




俺のほうをチラチラ見てくるティヌ。




絶望し頭を抱える俺...。




ワ「ちょっと、待て。そろそろ見るのやめとこうな?


な?お願いだからさ。」




ア「あともうちょっとで終わるからちょっと待って」




ワ「あ、いや、そういうことじゃなくってさ」




セ「うわわ...」




テ「おー...」




ワ「てめぇは覗き込むなよ!」




テ「え?あぁ、ごめんww」




最悪だ...


だってアレは...昨日なんとなく寄った店で買った...って、違う違う。




なんとかこの状況を打破しなくては...!




ア「おわったー!」




打破する前に終わりやがった...




ワ「あぁ、そうですか...」




セ「ほ、ほら!」




ワ「お前w 恥ずかしくなるくらいなら見るなよww」




セ「うるさいわね!気になるものは仕方ないじゃないの!」




ア「こんな本初めてみたよー」




セ「私もよ...」




なにこいつら。


意外とピュアなんだなwwww




ア「あれワカサギが買ったのー?」




ワ「え?」




ア「だからー。ワカサギが買ったの?」




ワ「お、おう。まぁな」




ア「へー。ワカサギってえっちなんだねぇ...」




なんすか。


その不敵な笑みはなんすか!?




セ「ちょっと、アルマ?」




ア「なにー?」




セ「そ、そういうことは、おと、大人になってから...」テレテレ




ア「えー?違うよー!気をつけないとってこと!」




テ「俺は変態じゃないよ」




ワ「黙れ変態」




テ「お前に言われたくない!」




ワ「うるせぇ!俺はあくまでもオープンザスケベだ」




テ「なんだと!?」




ア「なにー?ティヌはむっつりってやつなの?」




ワ「そうだぜ?俺よりも気をつけたほうがいいな」




セ「さっきから何卑猥な話してるのよ!」




テ「セレナちゃんはそこで休んどきなよ」




セ「え?うん。」




セレナはベッドに腰をかける。




さて、邪魔者は一人消えた...!


もう弁解の余地はない。




それならば質問されるがままに答えるのみ!




ア「ワカサギってこれ、いつ買ったの?」




ワ「昨日だ」




ア「わー、狩り終わって帰ってきたときに一人だけ遅いと思ったら


こんなことしてたんだねーwww」




ワ「男だからな。仕方ないんだ」




テ「決して俺から見に行ったわけじゃないんだよ?」




ワ「お前は見るかって言ったら喜んでついてきただろ」




テ「ぐっ...」




ア「ティヌも休んでていいよ。どうせなら認めちゃえばいいのにww」




ワ「そうだぞ。ムッツリン君」




テ「うぐぐ...参りました」




ティヌ離脱。




残りは俺とアルマのみ。


質問が終われば俺も晴れて自由だ...




ア「なんでこの本買ったの?」




ワ「え?いや、それは...」




ア「なんで?」




ワ「その...」




言えるわけないだろぉぉぉぉぉ!!!




ア「ねぇ」




ワ「いや、それは?な?


あのー、その...ナニを...ゲフンゲフン」




セ「はい。そこまでよ。


ほら、もう寝ないと。」




ア「えー。」




テ「ほら、明日は買い物行くんだろー?」




ナイス!おまえら!!




ア「そっかー。それじゃ、寝ようかなー」




ワ「おう。おやすみ」




ア「うん。おやすみー」




そういってアルマは俺のベッドに横たわる。




ワ「バカ野郎。そこじゃねぇよ」




セ「そうよ。戻るわよ」




テ「そんじゃー。俺は戻るよー。おやすみー」




あ、逃げやがった。




ワ「ほら、どけって。


 誘ってんのか?wwww」




セ「ちょっと、何言ってんのよワカサギ」




ア「ワカサギはどうしたいのー?フフフ」




セ「こら!アルマも悪乗りしないの!」




ワ「んー?お前がいいんならいいぜ?」




セ「え、ちょっと!何言ってるのよ!!」




ア「ほら、おいでよ」ニコニコ




ワ「おう」




そういうと俺はアルマのほうへ歩み寄る。




セ「ア、アルマ!」




ア「冗談だよーw セレナちゃんをからかっただけww」




ワ「俺もだよww」




セ「びっくりさせないでよ...!」




俺がそんなことやるわけないだろ。


といいたい気持ちもあったがあえて言わなかった。




ワ「ほら、アルマ。そろそろどけって」




ア「えー。いいじゃんたまにはさー。


ティヌも呼んできてみんなで一緒に寝ようよー」




ワ「俺のベッドはがんばっても二人くらいしか入らねぇよ!


いや、そもそも一人用だしさ!」




ア「ちぇー。じゃ、いいや。私もう眠いから今日はワカサギは床で寝てよ。


私ベッドで寝るからー」




ワ「いやいや、出てけって」(汗




セ「もういいわ...勝手にしなさいよ...」




あぁ、セレナが呆れて出て行ってしまった。


頼みの綱が...




ア「それじゃ、おやすみー」




ワ「おいぃぃぃぃぃ!」




ア「スースー...」




ワ「寝るのはやいし!!!」




物足りないとか思っていた一日の終わりにまさかハプニングが起こるとは...




ワ「あぁ、意識しちまって寝れねぇよ...くそ」




もうしかたがない。




俺はスペアの枕を取り出し、タオルケットのようなものを床に敷いて寝ることにした。


どうせ、こいつがここで寝ててもそんなムフフな展開はありえないだろう。




今日も散々な一日だった。




俺は出されたままの本をボックスにしまい、灯りを消した。