目を覚ますとそこは散らかった俺の部屋だった。
身体を起こしてみるとなぜか痛みが走る。
ワ「いてて...」
ふと、となりに目をやるとレイラがベッドに寄りかかって寝ている。
ワ「えーっと、だんだん思い出してきたぞ...」
そう、昨夜俺はセレナによる連撃を受け、そのまま崩れ落ちて今に至るというわけだ。
優しいレイラのことだ。
心配だったから看ていてくれたのだろう。
でも起こさねばならないだろう。
なにせ今日は学校があるからな。
ワ「レイラ、そろそろ起きないと学校だぞー」
レ「ん?うん。あともう少しだけ...」
ワ「それは許されないやつだよなww」
レ「...! あ、ワカサギ君!?」
ワ「おう。おはよう」
レ「お、おはよう。大丈夫なの?」
ワ「いやー、全然大丈夫」
レ「よかったー...」
ワ「じゃないね」
バタッ
レイラをからかうつもりで倒れこんでみる。
まぁ、騙されないだろう。
レ「わ、ワカサギ君!!うぅ...当たりだころが悪かったんだわ...」
あれ?
騙された?
ワ「え、ちょww 嘘だよ嘘!ほら、全然大丈夫!」
レ「ぐすっ...ほんと?」
ワ「おう!元気だって!」
レ「よかったぁ...ぐすっ...」
何この子ピュアすぎる。
とりあえず俺たちは部屋を出て食堂に向かった。
レ「こっちは心配してたんだからね!」
ワ「悪かったってwww」
道中からかったことをレイラに少し怒られてしまったが私は元気です。
食堂に着くとすでにアルマとセレナがいた。
ティヌは...
テ「御二人さん、楽しそうですねぇ?」
気がつかなかっただけで俺たちの後ろにいたらしい。
レ「みんなおはよー。ねぇ、聞いてよ。ワカサギ君ってばひどいんだよ?」
ワ「あー、もう。悪かったってwww」
レ「だーめ。許さない!」
テ「なんだよww お前らできてんのかー?www」
セ「あの一夜で何があったのかしら?ww」
ア「ひどい!ワカサギ!私というものがありながら!!」
レ「え!?そうなの?」
ワ「アルマ。てめぇは黙ってろ。な?」
ア「あははー。冗談だよーwwww」
レ「びっくりしたよw」
ワ「こいつはただのアホだから気にしないでくれw」
ア「えー、ひどーい!」
ワ「事実だろwwwww」
そんなことを話して盛り上がりながらみんなで食事を楽しんだ。
食事を済ませ、各自の部屋に戻り準備をして学校へ向かった。
いつも通り時間に余裕がある。
その時間をレイラのグループも交えた駄弁って過ごし先生を待った。
先「みんなおはようございまーす。
今日は週の初め一発目から遠征です!
3泊4日です!!」
ざわ・・・ざわ・・・
先「聞いてないから準備してないよーって心配になりましたか?」
一同「YES!」
先「大丈夫ですよ!学校側がすべて準備しているので!」
ワ「でもお高いんでしょう?」
先「そんなことありません!全てが学校の負担です!」
現実ではありえないな。
でも遠征ってどこに行くんだろうか。
先「それでは、防具と武器を持ったら正門に集合してくださいね!」
一同「イエス!サー!」
朝礼を終えて俺たちは先生に言われたとおりの準備をする。
テ「遠征ってどこ行くんだろうな!」
ワ「あー、そういえば場所聞いてないな」
テ「うっひょーい!楽しみだぜ!」
ワ「はいはい。はしゃいで怪我すんなよー」
A「ワカサギはまるで保護者だなwww」
ワ「そう思うかー?俺もそう思う」
テ「俺がガキみたいじゃねぇかー!!」
A「ガキだろ」
ワ「あぁ、ガキだ」
テ「くそー!!」
準備を終えた俺たちは正門へ向かい、指示通りにグループで荷物を受け取りアプトノス車に乗った。
先生の話によるとここから遠征場所に向かい、そこから3泊4日が始まるようだ。
全員の乗り込み完了を確認した後にアプトノス車は出発した。
いったいどこに行ってどんなことをするのか...
ティヌほどではないが楽しみだ。