あなたの旅は無料要件を満たしていません | 労人社のブログ

労人社のブログ

ブログの説明を入力します。

戦中日記(続労人社だより)220735号

「あなたの旅は無料要件を満たしていません」

😱この夏休み、コロナ感染が急拡大する中、ぼくは週末から旅に出る。前から計画していたもので、むかしの友人たちと山奥の山岳アジトにこもり、リハビリ訓練を行う。社会のファシズム傾向の激流に竿差し、戦うために野盗らの襲撃で危機に瀕した農民のように「サムライを雇う」わけにもいかず、必然、自ら老人行動隊を結成して、明日の暴風雨に備えようとした。そして、まずはリハビリ。7人+αの侍が果たして、足腰が立つか、記憶力が残っているか?ウイルス対策として、アルコール消毒をしっかり行おうと計画した。

💢そこで、旅の準備にPCR検査を受けることにした。濃厚接触者の栄誉を得て、以前に受診したPCRは鼻に綿棒を差し入れる方式。程なく無罪放免された経験があり、検査に対して気掛かりはまったくない。じつは、無料の惹句に予約を入れただけ。そこでは、唾液方式。思いのほか、唾液量が要求され、唾きをひり出すのに一苦労する。見ると、壁に梅干しとレモンの写真が貼ってある。

☔️残念ながら、体内水分量が年々、枯渇しつつある年寄りには、梅干しもレモンも唾液分泌を促すアイテムではない。スタッフに、ビールやきれいな女性の水着写真でも貼ったら、と言おうとして、(もしかして、セクハラ?)と思い、口を噤む。政治家ならばセクハラ、パワハラは辞任もののはずが、自公維新の面々は、3食、酒を呑むごとにハラスを撒き散らしているが、誰も引責辞任せず、居座りを決め込む。世も末じゃ!

🍺しょうがない。(ビールお替り!)と呟いた時、唾液の適量採取が完了した。これでよし。では、なかった。ぼくは、無料に惹かれてPCR検査を受けたのだが、「あなたの旅は、無料検査の要件を満たしていない」のだそうだ。考えれば、事業会社が実施する検査がただであるはずがない。有料の相当額を行政が補助負担するから(無料)になるわけで、「要件を満たした場合」の但し書きがつく。クソ!検査自体に問題はないが、これでは営業詐欺というものだ。致し方ない。4000円を支払い、無事検査を終了した。

😏思い起こせば、行政から郵送された「無料老人健診」のお知らせを手に、近くの病院に行ったのがぼくのクスリ漬け人生の始まりであった。40年以上も前、会社での健診で、糖尿病のけがあると言われ、再診を受けるよう指導されたが、忙しい身でもあり完全に無視した。医者は急病に時以外は信じるな!が家訓であったし、その後、病気一つ罹ったこともなく、健康そのもので過ごしてきた。無料健診までは。

😷健診結果はすべてが数値で診断される。それも平均値で、血圧130越えれば、病気認定を受け否応もなくクスリ漬けにされる。加えて、お医者さまの友だちの輪に組み込まれて、検査を強いられる。受診前に何時間も待たされれば、誰でも血圧は上昇し、病気にもなる。あの日以来、1粒300㍍ならぬ、1粒100円もの高額スイーツを何粒も飲まされれば、体調も悪くなるはずだ。

✊新自由主義の悪魔が金儲けのため企てた規制緩和の最後の部門が「薬剤販売」であった。マツモトキヨシが活躍したかどうかは知らないが、クスリは資本にとりラストリゾートでもあった。化学的にはクスリは同時に毒薬でもある。だから、最後まで政治、行政面から規制が必要であったのだが、今ややりたい放題。イソジン、あほのマスクの醜態は、このクスリの規制緩和の延長線にある。だから、維新主導の医療崩壊はこの視点から見ないと、吉村の犯罪性が隠ぺいされるのだ。

😓だから、無料ほど怖いことは身に沁みていた。ワクチンも製薬会社から対価を支払って接種するが、その後、若者たちから徴税するお金で決済される。まぁ、いいか。PCR検査の結果も出たことだし。陰性。「ただし、保証期限は採取日より3日間。」ということは、旅行出発日の月末は4日目。PCR検査、陰性結果も保証要件を満たしていない!なんのための検査だったのだ。絶対にサムライを雇ってやる。決して国葬を許してなるものか!「あなたの地獄への旅は無料要件を満たしていません」