いやな時代が、ハルマゲドン近し | 労人社のブログ

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戦中日記(続労人社だより)220521号

「いやな時代が、ハルマゲドン近し」

😱オウム真理教が「ハルマゲドン近し!」を宣伝してまわっていたのが35年ほど前。結局、選挙にも、蟷螂の斧で挑もうとした世界最終戦争にも破れて、麻原は悪魔の化身とされて首を括られた。悪魔と言うより、時代が産んだ(あほ)であるが、ハルマゲドンを流行らせた時代背景、事件の真相は明らかにされずにいる。だから、マスコミが再び、「ハルマゲドン」を口にする日が来るに違いない。

😇終末論や最終戦争論の背景には、社会不安や政治経済の体制崩壊の危機が必ず存在する。これは歴史を振り返れば、否定のできない事実が証明する。仏教伝来、鎌倉仏教の改革を学べば、生産関係の動揺を、戦争が媒介して一挙的に変革し、その上に新たな生産システムとそれに対応する文化、思想を定着させる。この構造だけは間違いなさそうだ。

⚡️オウムがマスコミに持て囃された当時、85年のG5プラザ合意から08年のリーマンショックまで、世界の資本主義体制が長期にわたる不治の病を発症して、次々とがん細胞をあらゆる部位に転移させていた時代であった。唯一、ソビエト崩壊が、新たな植民地政策の可能性を提供し、新自由主義に衣を替えた金融資本が点滴と胃瘻で、老人医療費を大幅に増やした時代である。

✊おもしろいもので、オウムの増殖もロシアからの財産、資源を集めて急速に肥大した。自己破産したロシア資本主義の残った資産を二束三文で奪ってきたもので、いわば、西側資本主義の栄養素は旧共産圏の遺産と、ルワンダ、コンゴなどレアメタル資源であった。米英国がルアンダの人民虐殺の主犯格と手を握っているのも、この資源を点滴と胃瘻に取り込みたいからだろう。ルワンダのカガメはいわば元気な時の麻原みたいなものだ。

😳新型コロナが流行した時、マスコミが(ハルマゲドン)を喧伝するかと思ったら、違った。コロナは、民衆にとってハルマゲドンたりうるが、資本にとっては金儲けの手段、美味しい点滴になる。悪魔どころか、資本にとっての唯一の神。

😷ところで、新自由主義がまとう法人格である国民国家・民主主義国家はヤクザ組織と閨閥を形成している。彼らシノギが、暴力、詐欺、博打、管理売春そしてクスリである点を踏まえれば、二卵性双生児であることがわかるはず。自公維新の選挙運動が核武装、IR、収賄、ワクチンに特化しており、出自は隠せず永田町の本質が暴力による金儲けにあることは誰にでもわかる。

💦麻原が口にした「ハルマゲドン近し」は、世界の資本主義=新自由主義が死に瀕しており、社会不安が増大している点では、いまなお正しい。世界の難民総数が8200万人〜もっと多いはず〜と国家に帰属しない民衆が総人口の1%を超え、増え続けていること。イソジン吉村一派による医療拒否で老人たちが自宅療養の名の虐殺死を強要させられている等、ハルマゲドンが生じる社会環境が急速に醸成されているのは確かなことだ。

💔おそらく、バイデンはそう確信している。ウクライナ戦争をハルマゲドンに位置付け、プーチンを麻原同様に、悪魔としてギロチン台にあげようと決意している。さらに、習近平を大悪魔に朝鮮有事を、在任中に実行しようと決意したはずである。ただ、ハルマゲドンの神が退治しようとする現代の悪魔は、プーチンや近平のような麻原の兄弟たちではなく、不治の病を得て、毒素を撒き散らかす資本主義であろう。

☀️がん細胞はタンパク質合成のon・offスイッチが故障した暴走遺伝子であろう。発展した社会的生産力を、兵器や薬物、ギャンブル道具、詐欺用コンピュータ等にしか用いられず、生活用品(住居、教育費、栄養費)に不足する子ども、老人、女性のために役立てることができない。対価を保有しない民衆は購買者、消費者として存在を認められない。とすれば、ハルマゲドンは近しでなければ、この世の中は進歩ではなく、間違いなく退歩している。人間性の劣化はあほシンゾウが象徴している。

🎵大逆事件で、平沼騏一郎の指揮で12名の冤罪者が虐殺死された時、別件で獄中にあった大杉栄がうたった一句。💢春三月縊り残され花に舞う。こんな句が自然と口に出そうな、いやな時代が(近し)である。