TODAY'S
 
三本足のみみちゃんの生涯

 

 

今では900匹の保護してきた私達

 

ボランティアを始めたばかりの2011年

5番目に保護したのがみみちゃんです。

 

 

カラスに襲われ大ケガした赤ちゃん猫2匹を

拾った住民からのSOSでした。
 

首に穴が開いた1匹は死に、

もう1匹は足が折れて黒く変色しています。

 

 

死にかけた乳飲み子を前に途方にくれました。

 

 

 

 

獣医さんの助け

 

その時に助けてくれたのが

NPO法人ゴールゼロ

理事長・齊藤朋子先生(八王子mocoどうぶつ病院 

前副理事長・太田快作先生(現ハナ動物病院院長)


 

診療時間外にもかかわらず、緊急オペで

壊死しかけた足を切断しました。

 

 

 

当時、私達はフルタイムの共働き。

4時間おきの授乳は不可能です。

この先の不安しかありませんでした。

 

 

 

その時、齊藤先生が言いました。

 

「みんなで何とかするから救ってください。
お互いができることを考えれば、意外とやれます。


足が一本なくても、前に進むし、

生きることに問題はありません。


これからたくさんの人の手を借りて、

素敵な飼い主様を探しましょう。」

 

 

 

 

生死を分ける最初の1週間は

齊藤先生が治療と介護を引き受けてくれました。


 

足を切断 それでも前に進む |2011/9/1

 

 

 

 

初めての赤ちゃん育て

 

最初の1週間

 

私と夫が週1づつ会社を休み、

週末とあわせて5日間

夜も分担して授乳しました。

 

平日の2日は猫を拾った

ご高齢の方にお願いしました。

 

 

2ヵ月間は、交代で面倒を見続けました。

 

その後も心配なことがあれば

齊藤先生がサポートしてくれました。

 

 

 

 

 

 

みんなの力でみみちゃん

すくすくと成長しました。

 

 

 

 

 

 

 

乳飲み子が殺処分された時代

 

当時、東京の猫の殺処分数は2千匹を超え、

その多くが乳飲み子でした。

(現在の東京は殺処分ゼロです)

 

みみちゃんを育てた経験から、

乳飲み子も恐れず保護できるようになりました。

 

 

 

 

 

飼い猫とらとチュッラブラブ

 

とらも昨年、18才で永眠しました。

 

 

 

 

 

障害のある猫

 

足が1本無くても、

トイレが使え、

走ったり、高いところに上ったり

普通の猫と変わらぬ生活ができました。

 

これはうれしい驚きで

障害に対する偏見がなくなりました。

 

その後、目が見えないなど

様々なハンディのある猫を保護しましたが、

持てる能力を最大限に活かし

自力で生きる逞しさに感動しました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャットタワーだって

登れるのです。

 

 

 

 

 

 

みみちゃんに特別な思い入れもあり、

うちの子にすることもできたけど

 

こんなにかわいい子だからこそ

幸せに送り出すことにしました。

 

 

 

ボランティアの先輩に

「可愛い子を手放すのは惜しくないですか?」とお尋ねしたことがあります。


先輩の答えはこうでした。
「可愛い子ほど外に出すのよ。新しい子を受け入れるために、常に席を開けておかないとね」

 

 

 

 

 

飼い主様を募集する

生後3か月、不妊手術したうえで、

飼い主様を募集しました。

 

ハンディがあるからこそ最後まで、

愛情と責任を持って飼ってくださる方に託したい。

 

譲渡条件は普通より厳しくしました。

 

みみちゃん飼い主大募集!!! | 2011/12/3

 

 

 

 

 

 

 

 

運命の出会い

 

そしてお申込みが来ました。

猫飼い歴も豊富で、ハンディキャップを持った猫を飼っている方で

運命の出会いと感じてくださり

丁寧なメッセージをくださいました。

 

 

 

飼い主さまは

「奇跡の希望をもった三本足」

"きみちゃん"という名前をつけてくださいました。


 

 

 

3本足〝みみ〟 遂にお見合い! | 2012/1/9

みみの奇跡 | 2012/1/10

幸せになったみみちゃん | 2012/1/14

 

コーヒークリームの

容器の残りをなめるのが好き

 

 

 

 

 

 

 

お譲りして1年後

 

翌年の近況報告には

大きくなったきみちゃんの姿がありました。

 

片足のない猫はどうなった? | 2013/12/28

 

 

 

 

 

 

 

 

虹の橋を渡ったきみちゃん

 

そして間もなく14才という7月25日 

きみちゃんが虹の橋を渡りました。

 

食べなくなり検査したら

腎臓にリンパ腫が発見され

先端的な治療も行いましたが

食欲不振から1週間で息を引き取りました。

 

最後まで3本足でトイレに行こうとしていたそうです。

 


冬になると布団に潜り込んできたり

お鼻にミルクをつけたり

愛されていたエピソードを聞かせてくれました。

 

 

 

S様からのメッセージです。


「きぃちゃんに巡り合わせてくれてありがとうございました。
本当に可愛い可愛いきぃちゃんでした」

 

 

S様 きみちゃんを大切にしてくださり

本当にありがとうございました。

 

きみちゃんはたくさんの人から情けを受けて

とても運のよい、幸せな猫でした。

 

 

 

それぞれができることを持ち寄れば

無理だと思ったことでも

意外とできることを

猫を通じて教えられました。


これからも沢山の方の手を借りて、

人と猫を助けていきます。

 

 

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カインズ リヴィンオズ大泉店|くみまち犬猫譲渡会

 

8月31日(日)

午後1時~4時

 

カインズ リヴィンオズ大泉店

エステカーサ ねりまのしっぽ掲示板前
東京都練馬区東大泉2丁目10番11号 リヴィンオズ大泉店 3F

 

 

9月の引越しまでに、どうしても

行き先を探さねばなりません。

 

とらきち

オス、6〜7歳 

性格:甘えん坊、寂しがり 

去勢手術済、ワクチン接種済、

エイズ陽性(発症なし)白血病陰性

 

応募はこちら

【急募5匹!家の解体前に】とらきち君(ID:2507-00292)|ハグー 

「【急募5匹!家の解体前に...」(519339) :: ペットのおうち

 

 

 

譲渡会でもご縁が無かった時のために

預かりボランティアさん募集

 

練馬区内を希望

1年など長期の預かりができる方

エイズキャリアのため、

先住猫はいない方が望ましい。

 

猫と暮らしてみたい方

60才以上で猫を飼うことあきらめていた方

など、お声がけください。

 

 

______________________

 

川崎市 : 令和7年度地域猫活動セミナーへの参加者を募集します。

 

 

 

川崎市地域猫活動セミナー・地域猫活動サポーター制度説明会

8月24日(日曜日)午後2時~4時30分

 

川崎市役所本庁舎2階ホール

住所:川崎市川崎区宮本町1番地

川崎市 : 庁舎案内

JR川崎駅から約600m

京急川崎駅中央口から約400m

 

 

対象者:指定なし

川崎市在住・在勤の方

 

参加費用:無料

定員:150名

 

講師

(1)石森 信雄 氏(地域猫アドバイザー・練馬区保健所元職員)

(2)亀山 嘉代 氏(NPO法人ねりまねこ副理事長)

(3) 山田 きよみ 氏(川崎市地域猫活動サポーター)

 

 

 

申し込み方法

申込期間:令和7年8月21日(木曜日)まで

電子メール・ファクスの場合は、必ず氏名、住所、連絡先をご記入ください。

 

 

 

お問い合わせ先

川崎市健康福祉局保健医療政策部生活衛生課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2447

ファクス: 044-200-3927

メールアドレス: 40seiei@city.kawasaki.jp

 

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