
みゅうちゃんお引越し大作戦5
問題は、誰が、どうやって
みゅうをキャリーに入れるか。
最悪、私ひとりで、捕り物の覚悟でした。
(路上駐車できず、夫は少し離れた駐車場に待機💦)
キャリーの上にあるのは爪切りだけど
そんな余裕はゼロだった。
Bさんも何日も前から、いろいろ考えて
箱まわりに洗濯ネットを仕込みました。
箱に入っている時に、
ネコ使いのNちゃんがネットを閉じました。
Bさんができるのはここまで!
ここからは、私の出番
洗濯ネットだけでは破られる。
箱がじゃまでキャリーに入れられない。
みゅうをおさえて、
大きいネットで囲み
なんとか、箱だけ引き出し💦
しっかりした布で包んでキャリーへ
ケージを分解し、車に積み、Aさん宅へGO
重たいケージを2階に運び、組立てていく。
(路上駐車できず、夫は少し離れた駐車場に待機💦)
Aさんを怖がらせないように
余裕の笑顔で Aさんの娘さんに抱っこさせてあげる。
「ほらね~、おとなしいでしょう?
抱っこしてみます?かわいいでしょう?」
Aさん親子も、みゅうとの再会を喜んでくれた。
初めて抱いて、その小ささやぬくもりに
安堵したことでしょう。
このままケージに移して終了と思ったら、
Aさんが「あの、爪切りはどうしたらいいでしょう?」と聞く。
内心、チッと舌打ちしたが、余裕の笑顔で
「ここでやっちゃいましょうか?」と答える。
Bさん宅で、無理めであきらめたが、爪切りハサミは持ってきている。
娘さんに抱っこさせて、
「暴れるなよ」と念じながら、爪切りを進める。
足3本を手早く終えたが、最後の一本が体の下で
抱き上げたら暴れだしたので
「あら~、ちょっと嫌みたいなので、今日はやめときましょうか?
獣医さんに切ってもらったから、それほど伸びてませんよ」
と言って終了
安全な隠れ場所の箱も入れました。
ビフォーアフターで比較
Before 汚れて、傷だらけで、痩せてる
After すっかりきれいになり、ふっくらした
Aさん親子も、みゅうちゃんと仲良くなろうとがんばってる。
孫の手からちゅーるを食べさせたり
おもちゃで遊んだり
ケージ越しで先住猫さんとも距離を縮めています。
これなら、きっと大丈夫。
一緒に暮らすことで、情がわき、徐々に愛が育まれ
あまり慣れないとか(生きるのに支障がない)大抵のことは許せるでしょう。
だって、みゅうちゃんは安全な家の中のいるのですから。
見捨てなかったことで強い絆ができて、自信になったはず。
保護して最も大変な最初の一ヶ月を
Bさんが引き受けたから
Aさんにスムーズに引継ぎできました。
みなさま本当にお疲れ様でした。
Aさん、みゅうちゃん
末永くお幸せに
おしまい
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ことし最後のイベントです。
地域猫セミナー
~猫による地域のトラブルを減らすための活動~
12月21日㈯
午後1時半~4時半
(開場1時15分)
3階 研修室1
練馬区練馬1丁目17番1号
西武池袋線・有楽町線、都営大江戸線「練馬駅」中央北口から徒歩1分
参加費無料
定員100名
[講演内容]
●地域猫制度の説明 練馬区保健所
●地域猫活動の方法 NPO法人ねりまねこ
●事例報告 ゆりかごねんねこ
●ディスカッション 飼育放棄・多頭飼育問題
【お申込み方法】
以下のリンク、またはQRコードから
お申込みフォームにご入力ください。

QRコード
主催:NPO法人ねりまねこ
後援:練馬区保健所
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