週末ボランティア活動
初心者・共働きの週末ボランティアで
最初は、練馬区のガイドラインに沿った地域猫活動でした。
保健所から引取りはしない方がいいと助言され
保護はせず、TNR(捕獲し、手術し、外に戻す)しました。
TNRや地域猫活動は家の外の活動なので、
家の中は変わらず平和でした。
多忙な時はお休みできるし、
誰でもできるボランティア活動だと思います。
最初は、とら・しまをSNSのアイコンにしていましたが、
その後、現れたかっぱちゃんを
地域猫活動の象徴として変更しました。
保護活動を始める。
野良猫問題を深く知るほど
保護しないと解決に時間がかかったり、
保護以外で解決できないケースに遭遇するようになりました。
幸い、私の周りには
NPOゴールゼロの先生や
動物愛護推進員など
上手な保護譲渡をしている先輩が沢山いました。
「できるよ。やってごらん。」と
手取り足取り指導を受けて、
保護活動に参戦しました。
飼い猫だけの平和で穏やかな暮らしは激変しました。
保護活動は隔離のため、最低2部屋が必要です。
寝室とリビングが占拠され
とらたち飼い猫は入れなくなりました。
年間多い時は100匹以上、
これまでに約800匹の野良猫が
我が家を通過し、幸せな飼い猫になりました。
慣れない猫を慣らしたり、
病気の治療したりするため、
私達は保護猫部屋で寝起きしました。
元気な飼い猫たちはマイペースに
ダイニングルームで暮らしました。
老化のあしおと
とらは最盛期は7.5㎏の巨猫でした。
通院は年に一度の健康診断くらいで健康でした。
半年前から、
トイレの失敗が増えました。
頻繁に吐くようになりました。
新聞紙でキャッチ(笑)
昨年末、ごはんを食べなくなり
すぐに動物病院で
点滴・注射しましたが回復しません。
年始早々、2件目の動物病院で
血液検査をしました。
BUN(尿素窒素)38.2mg/dl
Cre(クレアチニン)1.96mg/dl
猫膵特異的リパーゼ 4.1
加齢で腎臓も膵臓も弱ってきています。
治る見込みはありませんが、
日々のケアで現状維持をはかります。
私はこれまでの看取り経験(猫も人も)から
延命治療に消極的です。
a/d缶を強制的に喉に押し込み、
点滴すれば、1日生きられます。
実際にそうしたこともあります。
だけど、今はそれぞれの寿命であれば
苦しい一日を延ばすことはせずに
静かに逝かせたいと思っています。
猫も、人間も、私自身も…
私の死生観を知っている先生は、
「点滴した方がいいけれど、延命だと思ったらやらなくてもいいですよ。」
と言いました。
「延命」の二文字を聞いて衝撃を受けました。
私はその時まで、とらが死ぬとは考えていなかったのです。
それまで看取った猫たちは
体重2㎏くらいに痩せて、
死が近いことはわかりました。
とらはまだ4.5kgもあるのです。
まだ死ぬ時ではない。
これは延命ではない。
それから毎日、60㏄の点滴と
プレドニン1錠投与を続けています。
4ヵ月になりました。
ごはんも昨年まで与えていた
高齢猫用や療法食は嫌がり食べないので、
好きな物だけ与えています。
皿を置いても食べないので
口元に運び、美味しい物を目の前でその都度入れて
なでたり、応援しながら、少しづつ食べてもらってます。
とらも私達も一緒に頑張って
低空飛行ですが、今日も生きています。
悔いのないお別れができるように
とらの命と向き合い、
いつもそばでふれあい、
最後の旅路をゆっくりと歩んでいます。
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地域猫セミナー「野良猫問題を考える」
4月16日(日)
午後1時半~3時半
上越市市民プラザ 2階 第1会議室
(新潟県上越市土橋2554)
講演:NPO法人ねりまねこ
主催:しっぽのなかま上越
後援:新潟県上越健康福祉環境部 上越市
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みんなでやろう!野良猫対策
4月30日(日)
午後1時~4時半
蓮田市総合文化会館ハストピア ギャラリー
(埼玉県蓮田市閏戸2343番地2)
講演:埼玉県保健医療部 生活衛生課
地域猫活動アドバイザー 石森信雄氏
NPO法人ねりまねこ
主催:埼玉県蓮田市の保護猫シェルター&カフェ - Happy-Wildcats(ハッピーワイルドキャッツ)
後援:埼玉県/蓮田市/白岡市
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飼い主様募集中
三毛猫みにーちゃん メス
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持続可能な野良猫対策(全5回)
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公開期限1年なので、ぜひご覧ください!
第59回「持続可能な野良猫対策 質疑応答編」57分 - YouTube
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