地域番号33 駐車場

 

大きな駐車場付近は

むか~しから猫がたくさんいました。

 


 

困った住民が業者に依頼して、

野良猫を捕獲し、手術してもらうことにしました。

 

 

業者が捕獲器を設置すると、素直な子猫から捕まりました。

それを見ていた母猫は捕獲器の危険を察知し、

捕まえることはできませんでした。

 

 

 

2018年、私達に相談が来ましたが

警戒心の強い母猫は捕獲器に入らず、

毎年出産しました。

 

 

せめてこれ以上増やさないため

子猫は保護してきました。

 

 

まち、のぶ、たまる達です。

 

 

生まれたと聞けば

捕まえに行き、引き取りました。

 

 

 

昨年は2回も出産しました。

 

 

 

春の子猫たちは、

まだ健康状態は良かったのですが…

 

 

 

秋の子猫たちはノミだらけで貧血、

風邪で衰弱し、健康状態は悪化していました。

 

 

獣医さんも手を尽くしてくれましたが

1匹は助けることができませんでした。

 

 

 

 

母猫は10才近い。

これ以上産ませるのは、母子ともに危険です。

 

 

餌やりさんが必死で方法を考えて

試行錯誤し、激闘の末に捕まえ

折り畳みケージに確保しました。

 

 

 

このケージは逃げられやすいので網で囲います。

 

 

安全と保温のために、段ボール箱でカバー

 

母猫は妊娠しており、可哀想ですが中絶になりました。

胎児は慈恵院でご供養されます。

 

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「猫は自然のままがいい」

「生ませてあげた方がいい」

という声も聞きますが

 

私は猫たちの過酷な実態を見てきたので

それほど楽観的には考えられません。

 

 

 

 

母猫は赤ちゃんを産むのも命がけです。

たとえ生まれても、今度はカラス等の捕食、

交通事故、病気などで半分くらい死んでしまいます。

 

 

 

出産を重ねた母猫の身体はボロボロです。

母猫は自分の命を削って、産んで育てます。

無理な出産さえなければ、本来の寿命をまっとうできるのに…。

 

 

 

お母さん猫は今後は自分に専念して

穏やかな余生を過ごしてほしいです。

 

 

 

未手術のメス猫が身近にいたら

不妊手術することをご検討ください。

 

気づいた人が止めなければ

不幸の連鎖はずっと続きます。

 

 

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ねこといぬへの恩返し (ameblo.jp)

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