【奄美ノネコ駆除問題その13】
どうぶつ基金が
奄美のノネコ管理計画の
根拠となる数字が不正確として
計画の見直し、殺処分の中止を求めています。
【アマミノクロウサギの推定生息数】
2000~4800頭(2003年)とされていました。
実際は
16,580~39,780頭(2015年)と10倍近く増えていました。
この数字は朝日新聞が情報公開請求するまで、隠されていました。
(いずれも環境省の調査結果)
【猫の推定生息数】
〇集落にいる野良猫の数
奄美市の調査では、
約7000頭(2017年)とされました。
この数字を見て、どうぶつ基金は
何より野良猫の不妊手術をしないと、繁殖で手に負えなくなると判断し
動物病院まで開設し、無料手術を行いました。
現地での実態調査の結果、
約2000頭しかいない
約9割が不妊去勢手術済でした。
〇森林にいる野生のノネコ
600~1200匹いるとされ
年間270頭の捕獲計画でした。(2018年)
人材と予算を投入し、カメラでモニター調査し、
100台の捕獲器を、何か月も仕掛けて
捕まったのは43頭
計画の6分の一です。
山林にそれほど
猫がいないと推察します。
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どうぶつ基金、ノネコ脅威でない(5/15共同通信社)より転載
Yahooニュースはじめ、Livedoor、So-net、Biglobeなどネットニュース
東京新聞、京都新聞、中国新聞、神戸新聞、山形新聞、
沖縄タイムス、徳島新聞など、地方紙も一斉配信しました。
兵庫県の「どうぶつ基金」は15日、世界自然遺産を目指す
鹿児島県・奄美大島で記者会見した。
捨て猫が野生化し希少生物を食べてしまう「ノネコ」を増やさぬよう、
遺産推薦地でネコの不妊手術などに力を入れる行政に対し、
ネコが希少種にとって必ずしも脅威ではないとして疑問を投げ掛けた。
政府は20年に「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」を
世界遺産にする目標を掲げている。
登録実現には、国の特別天然記念物で
絶滅危惧種のアマミノクロウサギなど固有希少種の保全が欠かせない。
基金側は会見で「ネコ対策がされていない期間に、
アマミノクロウサギは10倍に増えている」とした。
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どうぶつ基金のプレスリリースはこちら
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どなたでもご参加ください。
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6月16日(日)
ココネリ・研修室2
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