昨日、NHKラジオの
みらい会議
~犬と猫のしあわせのために~
を聞きました。
 
 

 

そもそもラジオ機器が無いので

どーやって聞くのかと思ったら

今はネットでOKなんですね!

 

 
一般のラジオ聞いたのって
何十年ぶりだろう?

 

 
 
 

 

 

朝日新聞記者の太田匡彦さん
芥川賞作家の町田康さん
愛護団体代表の友森玲子さん
 

などが、殺処分問題や看取りなどを

テーマに約3時間、ボリュームたっぷりでトークしました。
 
 
 
 
興味深い内容を一部ご紹介します。
 
 
 
【殺処分問題について】
 
動物愛護相談センターに
飼い主が持ち込む主な理由は
高齢者の飼育放棄です。
 
高齢者は淋しいので、
癒しのためにペットを欲します。
精神面・健康面に良い効果がある一方
最後まで飼えなくなってしまうこともあります。
 
本来、子供が相続すべきですが、
ペット不可の住宅で飼えないなどの事情もあります。
 
年齢に関わらず、
動物を飼うには覚悟が必要です。
 
もしも自分に何かあったら
ペットを託せる人に生前からお願いする。
遺産を残すなど、できることをしましょう。
 
 
前回の動物愛護管理法の改正で、
「終生飼育」が明文化されました。
「最後まで飼う」なんて当たり前のことも
法律にするのは、現実問題として
守らない・守れない人がいるからです。

 

 

 
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【看取りについて】

ペットの看取りは大きく変化しました。

 

長生きになり、医療が高度化し、

介護の金銭的・肉体的・精神的な

負担が大きくなってきました。

 

延命か、安楽死かの判断は

二択ではなく、その中間もあります。

 

「自分が病気で末期の時は、

安楽死してほしいけれど、

いざ保護動物には割り切れません。

 

もう助からないのに、

苦しんでいるのに延命することを

悩みます。

 

それでも、例えば、末期の犬でも

ジャーキー一個でも食べられるなら、

喜びが一つでもあるうちは生きようねと

自分に逃げ道を作っています。

 

苦痛を和らげる鎮静剤を使うことで、

結果として寿命を縮めてしまうけれど

ゆるやかな安楽死というか

穏やかな死を迎えさせてあげています。」

 

 

 

 

ペットロスになる大きな理由として

「やりきれなかった」後悔があります。

 

介護の時間はペットとお別れするための

大切な濃密な時間で、ある獣医さんは

「ペットからの最後のプレゼント」という言い方をしました。

 

介護の関わり方が

後のペットロスを緩和してくれるので

その時、その時の最善で

できることをしてあげましょう。

 

 

ペットへの思いは、

人によって差が大きいです。

大切な家族と思う人がいる一方で

自分の付属品のように思う人います。

 

 

町田康さんが言っていました。

「犬や猫の存在は、

その人間の心や、社会の在り方を

あぶりだす」と。

 

 

 

本当にそうだと思います。

 

一見、同じ人間でも、

動物への考え方・関わり方で

人間の本質が透けて見えます。

身勝手、あさましい人もいれば

慈悲深さ、優しさ、思いやりを見せる人もいます。

 

 

 

 

車など他の高額商品なら、

よく調べて買うでしょう。

ところがペットは「かわいい」だけで

将来のことも考えず、安易に飼ってしまう人もいます。

長ければ20年も生きるし、お金もかかります。

ちゃんと調べて納得してから飼いましょう。

 

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余談ですが、

町田康さんの

本はいろいろ読んでますが、

歌は初めて聞きました。

 

えーと、なんというか、

本同様に、すごく・・・

個性的でした。(笑)

昨日のラジオを聞いた人しか

わからないネタです。(;^ω^A

 

 
 
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