迷子猫ロシアンブルーの
その後です。
視察に行った後、
ロシアンブルーは消えました。
雨続きで隠れたのかと思ったら・・・
近所のおじいさんの家で
雨宿りをさせてもらっていたのです。
おじいさんは飼い猫を亡くしたばかり、
迷子のロシアンブルーが
ごはんにありつけない姿を見て、
可哀想に思い、残った餌を与えました。
ロシアンブルーは
おじいさんになついてしまい、
アパートの2階まで上ってきました。
外は雨です。
おじいさんは「うち来るか?」と、
ドアを開けたらスルッと入ってきました。
おじいさんのふとんで
安心して眠っています。
やはり、もとは飼い猫だったのでしょう。
飼い猫を失ったおじいさんと
飼い主を失ったロシアンブルー
おじいさんは餌やトイレ砂を飼い、
面倒を見ることにしました。
あおちゃんという名前もつけました。
この話を聞いた時、考えてしまいました。
町の人が飼ってくれるなら
こんなありがたいことはありません。
しかし、高齢、単身、
老朽化したアパート、
いずれ取壊しという噂もあり、
ロシアンブルーが再び、
外に出される危険があります。
私達はすでに、適正な飼育ができる
飼い主候補を見つけています。
私達は譲ってもらえないか
おじいさんに交渉しましたが断られました。
仕方ないので、適正飼育の指導を行いました。
1 去勢手術をすること
(おじいさんは金銭的な理由で、前の猫の手術をしていませんでした)
2 誰か探しているかもしれないので、
警察に拾得物として届けること
私はおじいさんが面倒臭くなって、
猫を手放すと思ったのです。
ところが、おじいさんは
翌日すぐに警察署に届け、
手術にも同意しました。
(私達がボランティア価格の病院に搬送します)
あおちゃんとおじいさんの
ささやかな幸せが続くように
今後も見守り続けます。
ロシアンブルーの飼い主に
たった一人手を挙げてくれた優しい方も
最近、猫を亡くされていました。
だから、おじいさんを悲しませないでほしいと
快くゆずってくださいました。
偶然にも自転車で来れるくらいご近所だったので
近々、うちに猫を見にいらっしゃいます。
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カッパちゃん写真展@里親募集型猫カフェ猫縁~ねこえん~
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東京都文京区本郷7-3-1 東京大学弥生講堂、弥生講堂アネックス、他
入場料:無料(資料代等、一部有料のプログラム有り)
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