チビちゃんが

いなくなった頃、

 

姉妹のミケちゃんもまた、

ごはんを食べなくなり

 

全く姿を現さない日も

ありました。

 

 

探したら、

ミケちゃんは

うちから3件先の

もともと生まれた家の庭にいました。

 

 

いなくなったチビちゃんを

探していたのかもしれません。

 

 

 

 

このまま

ミケちゃんが

どこかへ行ってしまい

 

野垂れ死にすることを

恐れた夫は、

保護することを決意しました

 

 

 

実は、過去に2回、

ミケちゃんの保護を

試みたことがありますが

 

 

 

家に閉じ込めたら、

パニックになり、

部屋中をピンボールのように

走り回り、キャットドアを

破壊して逃げられました。

 

 

 

嫌がることは

想像できたので、

慎重にコトを運びました。

 

 

 

事前に、

レボリューションで

ノミダニ回虫駆除をして、

 

餌で部屋に

おびきよせて、

ガラス戸をしめました。

 

 

 

予想どおり、

ミケちゃんはパニックになり、

ニャーニャー鳴いて

ドアを掻きました。

 

 

今までなら、

可哀想で折れましたが、

今回は覚悟が違います。

 

 

猫部屋に、

おふとんを敷き

夫は一晩、

ミケちゃんと過ごし、

落ち着かせるつもりでした。

 

 

 

ミケちゃんは

文字通り、一晩中、

ニャーニャー鳴いて

ドアを掻き続けました。

 

 

猫トイレは置きましたが、

ミケちゃんは認識できず

部屋の角で

オシッコをしてしまいました。。

 

 

一睡もしないで、

悲しそうに

鳴き続けるミケちゃんに

根負けした夫は

結局、外に出しました。

 

 

 

閉じ込められたショックで

戻ってこないのでは、と

心配しましたが、

 

 

 

意外なことに、

それから毎日、ミケちゃんは

猫部屋にいるようになりました。

 

 

 

今すぐは無理でも、

いずれは、家に入れるつもりです。

 

 

 

 

外の猫を家に入れるのは、

簡単なことではありません。

 

 

1 そもそも捕まえられるか?

2 家に閉じ込められるか?嫌がらないか?

3 猫トイレが使えるか?

4 先住動物との相性はどうか?

5 家族全員の同意があるか?

6 ペット可の住宅か?

7 終生、適正な飼育ができるか?

8 人間も猫も望んでいることか?

 

 

クリアすべき課題がいくつもあります。

 

 

 

 

外の猫の寿命は

5年と短く、

 

安い餌なら

生涯、数万円しかかかりません。

 

トイレも外でするから

掃除も必要ありません。

 

ケガ・病気をしても

治療できないので、

医療費の負担もありません。

 

死が近づくと

姿を消すことが多く

埋葬費もかかりません。

 

 

 

 

 

一方、家の猫の寿命は

15年と長く、

きちんと医療費をかけるなら

生涯100万円以上かかります。

 

死ぬまで、ずーっと、糞尿の

清掃をしなければいけないし、

 

治療、介護、看取りをして、

埋葬する最後まで、

責任を持たなければなりません。

 

 

外猫の世話とは

比較にならないほど

飼育の負担は大きいです。

 

 

 

 

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

 

 

「ぱっつん教授とカッパちゃんの

地域猫ってどんな猫?」 

 

11/8(火)-13(日)

伊丹市立図書館 ことば蔵ギャラリー

JR伊丹駅、阪急伊丹駅から徒歩12分

 

NPO法人みゅうみゅう

伊丹市生活環境課

 

ぜひ、ご興味のある方はのぞいてみてください。

 

新作「いえねこになったカッパちゃん」

も展示中です。

 

 

 

 

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