近隣にまいた100枚のチラシで、首輪の謎が解けました。

密かに、子猫たちの面倒を見ていたBさんからお電話がありました。

 

Bさんの庭に、最近、3匹の子猫たちが現れました。
Bさんは、3頭も猫を飼っていたので、
この上、子猫を飼うことはできませんが、
不憫に思い、目ヤニをふき、餌をやりました。


そこへ、私達が現れ、衰弱した2匹の子猫を連れて行きました。

年間17万頭もの犬猫が行政で殺処分されている 
ことをBさんはご存知でした。
だから、
「保健所の指導をうけて、野良猫の対策をすすめるボランティア」
と称する私達が、信用できず、
子猫を殺処分するのだと思い込みました


私達が周辺に個別訪問した時に、Bさんとも会っているのですが、
子猫の世話をしていることは、話してくれませんでした。

 

残った一匹の子猫に、首輪をしたのは、Bさんのお子さんでした。

私達のチラシには、以下の一文がありました。

飼い猫を外に出す方は首輪・迷子札をお願いします。
また手術済の外猫をご存知の方はお知らせください。

首輪・耳カットの無い猫は、
未手術の野良猫と判断せざるを得ないので、
不妊・去勢手術の対象とさせていただきます。」


お子さんは、私達に連れて行かれないために、
親にも言わず、子猫に首輪をつけて守ろうとしたのです。

その事を、後で知ったBさんは、子供の気持ちを汲んで、
最後の一匹は、自分の家に迎える決意をしました。
そして、私達が連れていった子猫も助けようと
電話をかけてきたのです。

「子猫は病院で治療し、たとえ飼い主が見つからなくても、
行政で殺処分したりせずに、うちで飼います」
と私達が説明したら、納得してくれました。


 

多少の誤解はありましたが、私達が関わったことで、
3匹の子猫達は、みな、野良猫から飼い猫になることができました。

終わりよければすべて良しです。p(^-^)q


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