町から猫がいなくなる時に考えられる理由
①別の場所へ移動する
②病気・ケガ・交通事故などで死亡する
③飼い猫になる
④猫捕り、虐待者などにつかまる

今日は、
②病気・ケガ・交通事故などで死亡する
について考えてみます。

毎日ごはんを食べにきた猫が来なくなると、
餌やりさんは、さらわれたのではないかと心配します。
が、外には危険がいっぱいで、不慮の事故や病気で死ぬことはあります。

死んだ猫はどこへ行くのでしょう。

①動物愛護相談センター
ケガ・病気などで負傷した猫は、東京ではセンターに収容されます。収容期間を過ぎると譲渡適正がない場合、殺処分になります。

【私達が発見した負傷猫のあいちゃん。もしもセンターに収容されていたら、この世にいなかったでしょう】
 

現在、練馬区からは、北町2丁目と、関町南4丁目 の猫が収容されています。
東京の平成23年度の猫殺処分数は約2千頭です。


②清掃事務所
路上などで死亡している場合、清掃事務所で処理されます。
路上死は、センターに収容される数の2倍くらいと言われています。

【ぱんちゃんのきょうだい猫は路上で死んで発見されました】


③路上以外の死

これが数の上では、圧倒的に多く、何の記録も残りません。
庭や畑で死体を発見したら、持ち主が土に埋めてしまうこともあります。
縁の下など見えない場所で朽ち果てる数はもっと多いです。

【行き倒れの猫 うちで埋葬しました】


死ぬ理由も、さまざまで、徐々に弱っていくケースもあれば、不慮の事故で突然、命を奪われることもあります。

「センターに収容されていない。近所で交通事故は聞いていない。元気な子で死ぬわけないから、猫さらいだ!」とは言い切れません。
何の記録にも残らずに、死んでしまう猫はたくさんいるのです。

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