猫の保護活動をすると、生活が一変します。
保護猫は、未来の飼い主さまの大切な預かりものですから
最優先でケアをしなければなりません。

感染症予防のため、保護猫用の個室を用意して、
寝起きをともにして、付きっきりで人馴れトレーニングを行います。

約半年の保護ラッシュの間、飼い猫のとら・しまは、ずっと後回しでした。

【気を引くためか、子供がえりしたようなイタズラをするとら】




大量保護が続いたある日、飼い猫2匹がひどい風邪をひきました。
それまで病気は、ほとんどしたことがありません。
とらは、すごい咳と、くしゃみ、鼻水
しまは、目ヤニが出て、瞬膜が赤く出ていました。

【鼻水をたらすとら】

私は獣医さんに聞きました。
「こんなにひどい風邪になったのは、初めてです。
もうすぐワクチンが切れるせいでしょうかね?」

獣医さんの答えは、私の予想とは違っていました
「ワクチンは関係ないですね。大量保護のせいですよ。
入れ替わり立ち代わり、いろんなモノを持った猫が出入りすれば、影響は出ますよ」

たとえ、部屋を分けても、ウィルスを完全に遮断することはできません。
飼い猫には、大変な負担をかけていることに、遅まきながら気づきました。

私達が甘やかし過ぎたせいで、とらとしまは薬を飲ますのも一苦労なので、
2週間持続する抗生剤(コンベニア)を注射してもらいました。
これは、私達が触れない野良猫の治療によくお願いする注射です。
ますます申し訳ない気持ちになりました。

完治するのに一ヶ月近くかかりました。

ごめんね、とら、しま


今は、保護猫がゼロなので、
人間と飼い猫だけが一緒に寝られる、束の間の平和な日々です。

もうすぐ、春の子猫シーズンが始まりますね。
今年は、バランスよく、飼い猫と保護猫の両方をケアするようにします。

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