こちらの本は、犬、猫、馬、牛、鶏、動物園の動物、そして野生動物・・・と章が分かれています。
猫の章から、なるほどと思ったところを紹介します。
動物が幸せを感じるとき―新しい動物行動学でわかるアニマル・マインド/テンプル・グランディン
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「犬は人間に仕え、人間は猫に仕えると言える」

オモシロイ!確かにそのとおりです!
そして、猫に対するしつけについて

「従来の動物の訓練では、罰と負の強化が使われている。
例えば犬の首輪にリードをつけて、引くような行為である。
猫の場合、その方法でしつけることはできない。
訓練している課題をこなせたら報酬を与える、正の強化を使うしかない。

ふんふん、なるほど。これわかります!
「猫を叱っても、しつけることはできない」とよく聞きますね。

私の実家は猫派でしたが、夫の実家は犬派でした。
最初、夫婦で初めて猫を飼い始めた時に、夫は猫の飼育法を知らないので、犬のように可愛がっていました。
リードをつけて庭を散歩したり、お座りとかお手をレッスンするなど・・・
私が 「猫は犬と違うので、紐をつけた散歩は嫌いだし、芸はできない」と言っても聞く耳なしです。

ところが!

最初の猫・とらは、リードを見せればお散歩に行きたがり、お座り・お手もできるようになりました。
家族が仕事から帰ると、シッポをブンブン振って玄関で待つ姿は犬みたいです。

猫なのに、なんで?

まず、上手にできたら、盛大にほめる。そして、ご褒美にシーバをあげました。
猫も褒められて美味しいものが食べられることを学習します。
報酬を与える、正の強化を使えば、猫をしつけることはできるようです。

とは言え・・・すずのマーキングをやめさせるのに、
叱る負の強化はダメなのはわかるが、報酬を与える正の強化ってどうやるんだろう??

【布団にごちゃごちゃ寝る猫たち。みんな仲良し。左端があいちゃん】
 



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