私達は仕事・生活環境の問題で、猫の保護はしないポリシーで活動をしています。
と、言いながら、そういう場面に遭遇すると、避けられない性質で、何度か保護しました。
結果として、全頭が最高の飼い主さまに巡り合えたので、やって良かったです。

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先月、ものスゴイトラ猫(ニコニコ)と出会いました。
そのトラ猫(ニコニコ) は私の前を歩いていた人達の後を、ニャンニャン言いながらくっついていました。
無視されると、今度は私の方にやってきて、いきなりコテンと寝転がりました。
コロコロした子犬のような、室内飼いと思われるきれいな猫です。
路上で、こんなに人懐こい猫は見たことありません。

そのうち別のおじさんが通りかかり、その人にくっついて、団地に消えて行きました。
「飼い主さんかな?」 と見送りましたが、そこはペット不可の団地なのが気になりました。

その後も、団地付近に猫は居続けました。
団地の人が餌を与えているのか?放し飼いか?隠れて飼って捨てたのか?
・・・事情は知る由もありません。

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2週間ほど経ったある寒い日です。
団地に近い、交通量の多い道路で、再びトラ猫(ニコニコ)に出くわしました。

初めて会った時のような愛嬌はなく、うずくまり、じっと寒さに耐えています。
不安そうで、怯えているようにも見えます。
真っ白だった体は汚れ、弱っていました。
この2週間、どのように過ごしていたのでしょう?
もしかすると、初めて会った時が、捨てられた直後だったのかもしれません。

誰にでも捕まる猫を、危険な路上に放置できないので、一時保護することにしました。
猫を抱き上げると、うれしそうにゴロゴロしました。



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