猫のボランティア活動で、保護をする・しないは、大きな違いです。

分水嶺と言ってもいいでしょう。

私がボランティアを始めた時に、先輩から「あなた保護活動はしますか?」と質問されることが何度かありました。「いいえ」と答えることで、「保護しない人」というカテゴライズがされたのでしょう。

また、立派な愛護活動をされている方が、自己紹介で「保護活動はしません」と、わざわざ説明されることも時々あります。

そのぐらい、保護活動する・しないは活動のタイプを分ける重要なポイントです。

保護活動をすると、たいてい多頭飼育になり、ライフスタイルが猫中心にならざるを得なくなります。


(コピー機の上に、地域猫のひげが寝ていました。この日、あちこちの部屋にいる猫を数えたら全部で8匹でした。保護しないと言いながら、結構、多頭飼育です。(;^ω^A)
ねりまねこ・地域猫

ある団体さんのところに行くと、常に沢山の猫が保護されていますが、上手に譲渡先を見つけ、行く度に、メンバーは総入れ替えになっています。
保護・譲渡が上手だと感心しているのですが、HPには、「当団体は保護活動は行っておりません」としっかり書かれています。

「こんなにたくさん保護しているのに、HPに保護しないと書くのはどうしてですか?」とお尋ねしたら、「保護しますなんて言ったら、この10倍以上の猫が集まっちゃうよ」との回答でした。

現状では、猫の数が多すぎます。
これでは、いくら保護してもキリがありません。

だから最優先課題は、とにかく供給を減らす対策です。

1、飼い主のいない猫への不妊・去勢手術
2、捨て猫をさせないための啓発やマイクロチップ
3、生体販売の規制を強化する

3については、今月募集のパブコメに書きましょう。パブコメの書き方の勉強会が来週(月)にありますので、有益な情報は、ブログで紹介しますね。

飼い主のいない猫のために、ポチしてくださるとうれしいです。
今日は何位かな?(^-^)/

にほんブログ村 猫ブログ 地域猫へ
にほんブログ村