町の中には、猫が好きな人も、嫌いな人もいます。
具体的な行動としては、猫に餌やりをする人もいれば、その行為に苦情する人もいます。
ご近所同士が対立するようなことに発展する場合もあります。

それぞれに主張があるので、相談を持ち込まれた区、保健所、交番、町内会などでも仲裁するのが難しかっただろうと思います。
そこで中立な立場で、問題解決をするボランティアが必要とされているのでしょう。

ねりまねこ・地域猫

野良猫を邪魔だからと言って駆除をすることはできません。
命あるものだからです。
生物の命を尊重しながら、環境を維持するためには、適切に管理していくしかありません。
管理とは繁殖抑制をして、ルールを守った給餌や清掃で周辺環境を悪化させないようにしていくことです。

ある意味、中道・・・、好きな方、嫌いな方双方の妥協点とも言えます。

ですので、愛護の強い方から見れば、「管理」という考え方に拒絶反応があるかもしれません。
嫌いな方にとっては、猫がいない理想からはほど遠いかもしれません。
どちらにとっても、100%満足のいく方法ではないでしょう。

でも、何もせずに、好きな人、嫌いな人が主張するだけなら、ただただ悪化の一途なので、できる対策はした方がいいのではないでしょうか。

約一年間の「地域猫」活動をしていて、好きな人、嫌いな人の双方の対立が、緩和されていったことは間違いありません。
妥協の産物であったとしても、できることから一歩づつ進めていくしかないでしょう。

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