もちろん練馬区には、動物病院はたくさんあります。

しかし、ボランティア活動のためには以下の条件が必要です。
①練馬区の助成金が使えて(=野良猫に対応してくれる)
②手術代が安くて
③土日診療していて
④できれば近く

私の飼い猫の主治医は、③土日診療で
④近所なのですが、①助成金②安いはアウトです。
メス一匹3万円します。
未手術の猫達は10匹以上いるので
全部メスなら30万円・・・。
一個人がボランティアで行うには大金すぎます。

最低限、安くて土日診療さえすれば、
遠くても構わないと、範囲を広げましたが
練馬区では見つけることができませんでした。

大ピンチでした。
やはり、会社員の週末ボランティアではムリかなと思いました。

そこに救世主現るです。
獣医さんの中には、社会的な使命感を持って、
自分の利益度外視で、ボランティアとして
外猫のTNR活動を行う病院があります。
今回は、そこに頼りました。


この病院は、練馬区の指定病院ではないので、
練馬区の助成金(メス一万円、オス5千円)を
受け取ることはできません。
練馬区の猫のために、練馬区の指定病院と
同じ仕事をしているのに申し訳ない気持ちです。

練馬区でたった一件でいいから、このようなTNR専門病院が
あったら、もっと地域猫活動は推進できるでしょう
ただ、上記のような奉仕活動ができる獣医さんは少ないので、
まず、獣医さんに金銭的な利益が多少はあるように、
練馬区助成金も含め、私達も相応の支払いを行うこと。
また、練馬区獣医師会などの協力で、
月に一回程度の当番制にして、特定の獣医さんに
過剰な負担を与えないこと、などができたら理想的ですね。