今日は中野区の「地域猫セミナー」に行ってまいりました。
主催者NPO法人猫花ネットの理事星野さんのお誘いです。
セミナーの後、主催者と講演者の打ち上げ会まで参加させていただきました。
盛りだくさんなので、3回に分けて紹介させていただきます。
今日のプログラムは
1「地域猫」産みの親である、獣医師・黒澤さん
2 NPO法人ねこだすけ代表の工藤さん
3 すみだ地域ねこの会代表の庄司さん

*******
最初のお話は横浜市神奈川福祉保険センターの黒澤さん
「地域猫」という概念は10年以上前に、
横浜市磯子区保健所職員であった黒澤さんが発案したものです。
その当時はとても斬新な考え方でしたが、
今や国のガイドラインに「地域猫」は採用されています。
(環境庁「住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン」PDFファイル24ページ)
黒澤さんは、今「地域猫」という言葉だけが独り歩きし
誤った解釈をされていることを憂い、「真の地域猫活動」についてお話されました。
「地域猫」に関する批判は、「猫は減らない」
「餌やりを正当化する口実だ」「近隣から捨て猫が増える」などなどです。
正しい地域猫活動をしていれば、そうはならないはずです。
批判されるのは、一部のボランティアが、餌やりだけする、
または不妊・去勢手術だけすることが「地域猫活動」だと誤解されているからです。
「真の地域猫」は、餌の管理、不妊・去勢手術の徹底、
糞の清掃および周辺美化など地域のルールに基づき飼育し、
野良猫の数を今以上に増やさないことで
住民の認知が得られた猫のことです。
簡単に言うと、地域のルールがあり、
適切な飼育管理がなされ、住民の理解が得られ
猫のトラブルをゼロにすることを目指す活動です。
勿論、これを完璧にするのは容易なことではありません。
でも、そこを目指して、地域猫活動を根付かせましょう、と
黒澤先生は、私達にエールを送ってくださいました。
活動を円滑にするためには、まず住民の皆様に
「真の地域猫」を理解してもらうことです。
方法は、セミナー、町内会や管理組合での議論、
普段のおつきあいでの会話、活動を見せることからです。
「地域猫」のすすめ―ノラ猫と上手につきあう方法/黒沢 泰

¥1,260
Amazon.co.jp
主催者NPO法人猫花ネットの理事星野さんのお誘いです。
セミナーの後、主催者と講演者の打ち上げ会まで参加させていただきました。
盛りだくさんなので、3回に分けて紹介させていただきます。
今日のプログラムは
1「地域猫」産みの親である、獣医師・黒澤さん
2 NPO法人ねこだすけ代表の工藤さん
3 すみだ地域ねこの会代表の庄司さん

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最初のお話は横浜市神奈川福祉保険センターの黒澤さん
「地域猫」という概念は10年以上前に、
横浜市磯子区保健所職員であった黒澤さんが発案したものです。
その当時はとても斬新な考え方でしたが、
今や国のガイドラインに「地域猫」は採用されています。
(環境庁「住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン」PDFファイル24ページ)
黒澤さんは、今「地域猫」という言葉だけが独り歩きし
誤った解釈をされていることを憂い、「真の地域猫活動」についてお話されました。
「地域猫」に関する批判は、「猫は減らない」
「餌やりを正当化する口実だ」「近隣から捨て猫が増える」などなどです。
正しい地域猫活動をしていれば、そうはならないはずです。
批判されるのは、一部のボランティアが、餌やりだけする、
または不妊・去勢手術だけすることが「地域猫活動」だと誤解されているからです。
「真の地域猫」は、餌の管理、不妊・去勢手術の徹底、
糞の清掃および周辺美化など地域のルールに基づき飼育し、
野良猫の数を今以上に増やさないことで
住民の認知が得られた猫のことです。
簡単に言うと、地域のルールがあり、
適切な飼育管理がなされ、住民の理解が得られ
猫のトラブルをゼロにすることを目指す活動です。
勿論、これを完璧にするのは容易なことではありません。
でも、そこを目指して、地域猫活動を根付かせましょう、と
黒澤先生は、私達にエールを送ってくださいました。
活動を円滑にするためには、まず住民の皆様に
「真の地域猫」を理解してもらうことです。
方法は、セミナー、町内会や管理組合での議論、
普段のおつきあいでの会話、活動を見せることからです。
「地域猫」のすすめ―ノラ猫と上手につきあう方法/黒沢 泰

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